公民館改修などの要請を行った源河会長(中央)ら =7日、市役所・市長応接室

友利部落会が公民館の改修や道路整備要請 避難場所活用見据え 嘉数市長「優先順位高いものから対応」

 友利部落会の源河重和会長らが7日、市役所に嘉数登市長を訪ね、災害時に避難場所としても活用できる公民館(コミュニティ施設)の改修や、集落内の道路整備などを要請した。要請書を受け取った嘉数市長は「皆さんの切実な願いが込められている。要請が広範囲になっているので個々の内容は担当課を通して現場を確認し優先順位の高いものから対応していきたい」と述べた。

 友利部落会は「なりやまあやぐまつり」の開催で島内外に知られる地域となり、宮古島夏まつりや全日本トライアスロン宮古島大会などイベントにも参加している。
 今回の要請にあたり、同部落会は「公民館施設は経年劣化により利用に不便を来しており、道路もデコボコが生じるなど生活環境の悪化が見られる」として、地域住民の不安解消に向けた迅速な対応を求めた。
 住民が各種行事で利用してきた地域コミュニティ施設の公民館は、建築から50年が経過して老朽化が著しく、設備の不足や損壊が進んでいることから改修が不可欠と訴えた。また、集落内の道路については幅員が狭い上、路面の陥没や排水溝の破損が著しく、生活環境の改善を要望した。
 さらに、1771年の「明和の大津波」で大きな被害を受けた歴史的背景に触れ、「平常時は地域のコミュニティ施設として活用し、緊急時には避難場所として機能する施設が不可欠だ」と指摘。地震・津波の発生に備えた避難施設としての整備を強く要請した。

 要請に対し嘉数市長は「明和の大津波で被害を受けた地域でもある。公民館を改修するに当たっては防災グッズなどを備え、地域で訓練し何かあった時の活動に対応する自主防災組織をつくっていただきたい。道路整備など生活環境については現場を確認し、しっかり対応していきたい」意向を示した。

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