来島した平口洋法務大臣
=2日、市役所・市長応接室
平口法務相が下地島空港を視察 CIQ指定完了で体制強化 市役所で面談 砂川副市長「迅速な対応に感謝」
平口洋法務大臣が2日来島し、CIQ(税関、出入国管理、検疫)施設に指定された下地島空港を視察した。嘉数登市長らが4月に関係省庁の法務省、財務省、厚生労働省へ直接要請してから約3カ月での指定実現となり、同日市役所で面談した砂川朗副市長は「(国側の)迅速な対応に感謝したい」と述べた。

下地島空港では、国際線の就航やチャーター便の増加に伴いCIQ体制の構築が課題となっていた。嘉数市長らが法務大臣をはじめ関係3省庁を訪問し、CIQ指定に向けた要望書を提出。これを受け、国側の迅速な手続きにより税関と出入国管理が7月1日付、検疫が7月31日付で指定となった。これによりCIQの全機能がそろい国際定期便の就航やビジネスジェットの受け入れ、国際貨物の輸送体制が大幅に強化された。
今回の視察は、指定後の運用の取り組みを確認するために行われた。視察に合わせて訪れた市役所では砂川副市長が対応。非公開で行われた面談後、取材に応じた砂川副市長は「大臣からは就航している韓国や台湾の国際4路線のインバウンドの集約に期待しているという話もあった。市としては受け入れの環境をしっかり作っていきたい」と語った。
これまでCIQ職員の配置は、平良港からの出張態勢で行っており、空の玄関口としての旅客を受け入れる態勢が脆弱と指摘されていた。
今回の指定はクルーズ船の寄港と国際線の飛行機到着が重なった時に混乱しないように要望したもので、その実現・指定に伴い一部人員の補強が実施されたという。課題であった「職員の常駐化」にも近づき、出入国審査や検疫を行える環境が整いつつある。



