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期日前投票で市役所に3129人 スタート6日間、県知事選

 9月13日投開票の沖縄県知事選挙で、宮古島市選挙管理委員会によると2日まで、告示翌日の8月28日から9月2日までの6日間に市役所1階エントランスホールの期日前投票所で投票を行った有権者は3千129人(男性1410人、女性1719人)となった。知事選には、3選を目指す無所属現職の玉城デニー氏(66)と、前那覇市副市長で無所属新人の古謝玄太氏(42)による事実上の一騎打ちを軸に、計6氏が立候補。物価高対策や離島振興、安全保障などを巡り激しい論戦を展開している。

沖縄県知事選 期日前投票状況

市役所1階エントランスホール(8/28〜9/2)

8月28日(金) 累計 482人
男 294人 / 女 188人 計 482人
8月29日(土) 累計 968人
男 270人 / 女 216人 計 486人
8月30日(日) 累計 1,507人
男 264人 / 女 275人 計 539人
8月31日(月) 累計 1,993人
男 260人 / 女 226人 計 486人
9月1日(火) 累計 2,525人
男 229人 / 女 303人 計 532人
9月2日(水) 累計 3,129人
男 317人 / 女 287人 計 604人
期間合計 総計 3,129人
男 1,719人 / 女 1,410人 3,129人

 8月26日の登録基準日時点における宮古島市の選挙人名簿登録者数は4万4951人(男性2万2864人、女性2万2087人)。告示後最初の週末となった8月30日時点での累計投票者数は1507人、期日前投票率は3・35%に達し、県全体の同時点投票率(1・58%)を大きく上回るペースで推移している。多良間村(登録者数795人)でも30日時点で28人が投票し、投票率は3・52%となった。
 市内の期日前投票所は現在、市役所1階エントランスホール(午前8時半~午後8時、12日まで)で先行して実施されている。今月8日から11日までの4日間(午前9時~午後5時)は、市役所城辺庁舎1階、伊良部公民館、下地公民館、上野公民館の旧町村4カ所にも開設される予定で、さらなる投票者の伸びが見込まれる。
 当日(13日)の投票は市内20カ所の投票所で行われ、即日開票は午後9時から市役所2階大ホールで開始される。

若年層の低迷と国政との温度差 問われる「一票」の重み

 期日前投票への一定の出足は見られるものの、近年本県および宮古地区で顕著な「投票率の低下」と「若者の政治離れ」は深刻な課題として立ちはだかる。
 県選管の年代別投票率推移調査(抽出調査)によると、かつて高い参加率を誇った県内の選挙は、近年では主要な国政・地方選挙で全体の投票率が50%前後まで落ち込んでいる。
 特に若年層の落ち込みは著しく、20代の投票率は知事選や国政選挙で30%台前半から40%台に留まることが多い。10代(18・19歳)の投票率も30~40%台で推移し、50~70代の投票率(60~70%台)と大きな開きが生じている。
 宮古島市においても、2022年の県知事選投票率は46・57%と5割を割り込んだ。さらに24年の衆院選(39・13%)で県内最低を記録したほか、今年2月の衆院選でも44・14%と低迷。直近の参院選(46・65%)や昨年の市長選(58・83%)でも過去最低水準を更新し続けており、政治に対する有権者の冷ややかな視線が露呈している
 沖縄の本土復帰以降、県知事選の投票率は昭和期に80%台を記録していたが、近年は50~60%台前半へと縮小傾向にある。台風などの天候要因や期日前投票の定着といった投票行動の変化はあるものの、離島が直面する物価高、医療体制、基地問題など重要課題の未来を決める知事選において、若年層をはじめとする全世代の主体的な政治参加が強く求められている。

宮古島市における近年の主な選挙投票率推移

県知事選 2022年
46.57% 5割を割り込む低迷
衆院選 2024年
39.13% 県内最低記録
衆院選 今年2月
44.14% 依然として低迷
参院選 昨年
46.65% 過去最低水準
宮古島市長選 昨年
58.83% 過去最低水準

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