離任あいさつする丹野部長(中央)
=28日、市役所・市長応接室
宮古海保の丹野部長が離任あいさつ 嘉数市長を表敬 市民への認知度向上やマリンレジャー事故防止に尽力
宮古島海上保安部の丹野博信部長が28日、7月31日付での異動に伴い、市役所に嘉数登市長を訪ねて離任のあいさつを行った。丹野部長は1年4カ月の在任期間を振り返り、市民への業務説明や巡視船見学などを通じた認知度向上への取り組みを報告。嘉数市長は、子どもたちへの乗船体験の機会提供や地域の安全・安心を支える活動に感謝の意を表した。
面談で丹野部長は「(着任後に)市民の皆さんに海上保安部の認知度が不足していることを感じた。身近に感じてもらえるよう業務説明や周知に力を入れた」と説明。また、同保安部が昇格して10年目の節目を迎えることから、これまでの歩みをまとめた情報発信を検討していることなどを明かした。
嘉数市長は「小中学生にも巡視船への乗船機会を与えていただいたことは、将来の進路選択につながる可能性があり、宮古島の安心安全がどういう人たちに支えられているかを知る貴重な機会となった」と労をねぎらった。
また、市内のマリンレジャーについては「盛んだがルールを徹底が喫緊の課題だ。市だけでは対応できないこともあるので海上保安部、警察とも協力しながらルールを守り、楽しく遊べるような地域にしたい」と述べた。
面談後、質問に応じた丹野部長は「緊張状態が続いている尖閣諸島の警備は最重要課題として取り組んだ。マリンレジャーは残念ながら事故が増えている状況にあるため、関係機関と連携した事故防止の啓発などを後任にしっかり引き継ぎたい」と話した。
離任にあたり、趣味のランニングを通じて触れた宮古島の美しい海や、温かく迎えてくれた地域住民との交流を笑顔で振り返った丹野部長。後任へ課題を引き継ぎ、思い出深い宮古の地を後にする。



