ミャークヅツを祝う長老ら
五穀豊穣と発展祈る 西原「ミャークヅツ」開幕 ナナムイウヤら祈願、団結誓う 初日の仲間御嶽
西原自治会の2026年度「ミャークヅツ」が17日、仲間(ナイカニ)御嶽で始まった。男性を中心とした伝統行事の初日(アラビ)を迎えた現場には、ナナムイウヤ(48~55歳)らが多く集まり、酒を酌み交わし五穀豊穣や子孫繁栄、健康を祈願した。2日目(ナカビ)の18日は、この1年間に生まれた子どもの報告をする「マスムイ」があり、午後3時ごろからは西原集落を練り歩くパレードや奉納相撲が催される。

午前8時から始まったミャークヅツでは、西原自治会の山里雅彦会長が「152年にわたり先人たちが脈々と守り育ててきた。(池間、佐良浜との)池間民族の絆を感じる最大の喜びの日であり、行事を通じて地域がまとまり、未来を担う子どもたちへ繁栄がつながっていく」と伝統継承の意義を語った。
西原みどり会の伊良部和則会長は「五穀豊穣や大漁の願いを一つに西原の発展のために団結して盛り上げていこう」と呼びかけた。高齢者を代表してあいさつした仲間忠さんは、ミャークヅツの伝統継承や集落の歩みを振り返り「先人たちに感謝し、時代に合わせながら団結力で素晴らしい伝統を後世へ残していきたい」と述べた。
市議の池間仁さんは、ミャークヅツを「西原の誇るべき伝統行事」と述べ、「子どもや未来のためにも大人が見本となり、次の時代に継承してきたい」、山下誠さんは「ミャークヅツは格式高く、奥深い伝統行事。ナナムイオジーと一つになり集落の発展と住民の健康、幸せのために全力を尽くしたい」とそれぞれ祝辞を述べた。
このあと旗ムツウヤ、ナナムイニガイウヤの紹介もあり、それぞれの代表があいさつも行われた。ナナムイウヤらは19日までのミャークヅツの期間中、初日で絆を深め、2日目以降にも力を合わせて盛り上げていくことを確認した。





