砂川副市長(右から5人目)に地元産品奨励など要請を行った奥濱会長(左から4人目)ら =8日、市役所

地元産品の優先使用を要望 伊良部商工会、市に優先発注など求め ものづくり事業商品も紹介

 宮古島市伊良部商工会(奥濱剛会長)は8日、7月の県産品奨励月間に合わせて宮古島市(嘉数登市長)に対し、地元産品奨励および地元企業優先使用について要請した。市役所を訪れた奥濱会長は、長引く物価高騰や原材料価格の上昇、人手不足などの影響により中小企業・小規模事業者を取り巻く経営環境は厳しい状況だとした上で、「地元産品を優先使用し、公共工事には地元企業を優先すると同時に市民にも地元産品優先使用の意識高揚を図っていただきたい」と要望し、嘉数市長に代わり対応した砂川朗副市長に要請書を手渡した。
 要請書では「地元産品奨励や地元企業優先使用運動の推進により、企業の育成強化と雇用拡大を促進して地域経済の活性化に努めている。しかしながら県内経済は緩やかな回復傾向が見られる一方で、長引く物価高騰やエネルギー・原材料価格の上昇、人手不足に加え、不安定な国際情勢などの影響により中小企業・小規模事業者を取り巻く経営環境は依然として厳しい状況が続いている」と説明し、市に対して特段の配慮を求めた。
 砂川副市長は「県産品の優先使用は地元の産業、経済振興に大きく寄与することが期待される。市としても地元企業をしっかり支援していきたい」と応じた。
 要請後には、市の助成を受けた2026年度ものづくり推進事業に申し込み、採択された
 ▽伊良部島飲料(宮國政人代表)
 ▽YAMBURGER(吉川修平代表)
 ▽マミーファーム(漢那真澄代表)
 ▽インスラカフェ
 ―の各事業者が取り組みや自慢の商品を紹介した。
 そのうち、宮國さんは、さとうきびから作った「クラフトコーラ」について、市助成でパッケージラベルや在庫管理システムなどの導入したと報告。「昨年11月の離島フェアから販売を始めたが第1弾は完売した。今はデザインを変え、第2弾を販売している」と手ごたえを語った。
 また、吉川さんはペットボトルのキャップを使った「ゴルフティー」などの商品、漢那さんは卵を使用したプリンを紹介した。
 商品の説明を熱心に聞いた砂川副市長は、「いい商品なので、いろんなイベントなどに積極的に出していただきたい」と述べ、今後の販路拡大に期待を寄せた。

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