尖閣周辺の中国船、全船が接続水域外へ退去 236日連続航行で途切れる 台風9号接近で避難か
第11管区海上保安本部は8日午後、尖閣諸島周辺の接続水域(領海の外側約22キロ)を航行していた中国海警局に所属する船舶4隻が、同日午後1時過ぎまでにすべて同水域から退去したと発表した。同諸島周辺海域における中国公船の連続航行日数は8日時点で「236日」に達していたが、今回の全船退去により途切れた。大型で非常に強い台風9号が先島諸島に接近していることから、避難したものとみられる。
同本部によると、周辺の領海内および接続水域内において中国公船は確認されていない。退去したのは、いずれも機関砲を搭載した「海警1305」「海警1304」「海警1302」「海警1301」の4隻。8日午後0時50分ごろから午後1時4分ごろにかけて、相次いで久場島周辺から接続水域の外へと出たとのこと。
また同本部は、久米島西のわが国排他的経済水域(EEZ)内において、中国の海洋調査船「東方紅3」が船尾や舷側からワイヤーのようなものを海中に延ばしているのを巡視船が確認されている。海保による継続的な中止要求が実施される中、同調査船は8日午後0時57分ごろに地理的中間線を西側へ航過し、日本のEEZから退去したという。




