古谷さん、圧倒の2連覇 「宮古島は原点」 娘とゴール、3連覇に意欲
節目の第40回レースの男子総合は、古谷純平さん(34)=東京都=が2連覇を果たした。スイムからトップに立ち、バイクからランも落ち着いた走りで他の選手を寄せつけず圧倒的な力で王者の実力を見せつけた。古谷さんは「宮古島大会は原点であり、昨年のプロ1年目で優勝することができた。2年目も絶対出場し2連覇を達成しようという思いだったのでうれしい」と満面の笑みを見せた。
レースを振り返り「割と余裕があり、最後まで気持ち的にも身体的にも楽しんで走ることができた」と充実した表情を見せた。
スイムでコースの間違う場面があったが、落ち着いて修正できたという。これには「絶対に2連覇しないといけないとの思いがあったが、純粋に楽しもうとの思いもあったことで(冷静に対応する)余裕が生まれた」と話した。
バイクは「(レース5日前まで)練習で追い込んで疲れが溜まっていたので100%の状態ではなかった。調子が悪かったので抑えて走った」と振り返った。
フルマラソンとなったランはキロ4分のペースで走った。昨年の35㌔が最長の距離で今年は42・195㌔に伸びた。練習の成果を発揮し、レース中はすれ違う他の選手たちに声をかける姿も見られた。
これには「大好きなトライアスロンをしているので競技レベルに関係なく楽しみたいと声を掛けた」と話した。宮古島大会には「絶対に出たいと思っていた。イメージ通りで昨年も感じたが最高、美しい宮古島を思い切り楽しむことができた」と笑顔で語った。
フィニッシュゲートの宮古島市陸上競技場では、念願だった娘2人を両手に抱えてゴール。「2歳の次女が記憶に残っているか分からないので、来年も出場し3連覇して一緒にゴールしたい。1年後を楽しみにトレーニングに頑張りたい」と意欲を見せた。
宮古島大会の2連覇で「古谷純平」をアピールした。昨年12月にオーストラリアで開催されたアイアンマンで3位に入り、日本人選手として9年ぶりに世界選手権への出場権を獲得し、今年10月に挑む実力者。世界に羽ばたく古谷、世界トップ選手を目指しながらも大好きな宮古島大会には「来年も出場する」と再会を約束した。


