嘉数市長との面談で意見交換する天野農林水産部長(左) =2日、市役所・市長応接室

農業発展へ連携強化 天野沖縄総局農水部長が着任あいさつ 今後の土地改良で市長と意見交換

 沖縄総合事務局の天野宏之農林水産部長が2日、市役所に嘉数登市長を訪ね、7月16日付の着任あいさつと日頃の農政推進への協力に対する感謝を伝えた。懇談では宮古地区における農業の現状や今後の土地改良事業、スマート農業の推進など多角的な視点で意見を交わした。

 天野部長は「宮古島市はサトウキビや葉タバコ、マンゴーなどを中心に県内でも有数の農業産地と聞いている。国営事業と水利事業を通じ宮古の農業がより発展するよう力添えをしていきたい」と意欲を示した。
 嘉数市長は、土地改良の進展により「水なし農業」から脱却し果樹や野菜の栽培が盛んになった背景に国の協力があったと感謝を提示。その上で「伊良部地区の国営事業も進んでいるが、末端部分の整備はこれからだ。着実な推進に向けた予算確保をお願いしたい」と要望した。
 さらに「農業DX(農業デジタルトランスフォーメーション)の推進、更新時期を迎えているマンゴーハウスの建て替え、経営改善への支援などについても相談させていただきたい」と述べた。
 懇談の場では、嘉数市長が仕事以外のプライベートでの離島訪問を勧める一幕もあり、これに天野部長は「(10年前の)勤務でもいくつかの離島を回った。今回も貴重な機会なので本島を含めて回りたい」と応じた。
 石丸彰子農政課長と宮古圏域農業水利事業所の太田恭宏所長も同席した。

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