台風9号接近、空の便欠航相次ぐ 10日の宮古空港でANA・JALグループ多数 下地島空港は旅客ビル閉館
大型で非常に強い台風9号の先島諸島接近に伴い、航空各社は9日までに、10日に宮古空港、下地島空港、石垣空港、那覇空港などを発着する便の計数百便に上る欠航を一斉に発表した。下地島空港では10日を発着するすべての便の欠航が決定したため、ターミナルビル内の館内自体が全面閉館となる。各社は台風の進路や強風の影響が長引く恐れがあるとして、最新の運航情報をウェブサイト等で確認するよう呼び掛けている。
日本航空(JAL)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアーコミューター(RAC)のJALグループ3社では、9日から11日までの沖縄関連路線で計226便、2万2124人に影響が生じる見通し。このうち10日については、JALが羽田―宮古線2便など計40便、JTAが那覇―宮古線14便、関西―宮古線2便、那覇―石垣線12便、関西―石垣線2便などを含む計64便の欠航を決めた。また、RACも那覇―宮古線2便、宮古―多良間線4便、宮古―石垣線4便、石垣―与那国線6便などを含む計40便が欠航となり、3社合計で同日だけで数万人規模の足に影響が出る。
全日本空輸(ANA)グループでも、台風の影響により10日の国内線合計104便(影響旅客数・約1万2800人)の欠航が決定している。同日の各空港の具体的な影響は、那覇空港が県内10便・県外70便の計80便、石垣空港が県内6便・県外6便の計12便、宮古空港が県内6便・県外6便の計12便。羽田―宮古線や中部―宮古線、那覇―宮古線、さらには羽田・中部・那覇を発着する石垣線などが軒並み欠航対象となっており、観光客やビジネス客らの移動に大きな乱れが生じている。
沖縄気象台の発表によると、台風9号は非常に強い勢力を維持したまま先島諸島へ迫っており、宮古島地方では10日夕方から、八重山地方では同日夜のはじめ頃から暴風となる見込み。
空の便は11日についてもJTAが宮古・石垣発着の計26便、ANAが宮古・石垣発着の計24便の欠航をすでに決定しているなど影響の長期化は必至の情勢で、各空港ターミナルや航空会社では警戒と対応に追われている。
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