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気象庁HPから台風経路図 (22日午後3時現在)

台風7号、非常に強い勢力で北上へ25日にも先島接近か 宮古島地方の暴風域確率37% 急発達し23日にピーク、進路は不確実性も

 非常に強い勢力の台風7号は22日午後、フィリピンの東の海上を西北西へ進んでいる。台風は海水温などの好条件を背景に急発達しており、23日にかけて中心気圧925ヘクトパスカル、最大瞬間風速70メートルに達し、発達のピークを迎える予報。その後は進路を北寄りに変え、週後半の25日ごろには暴風域を伴ったまま先島諸島に接近する見通し。気象庁が発表した5日先までに暴風域に入る確率は、宮古島地方が37%と最も高くなっており、今後の気象情報に警戒が必要だ。
 気象庁の22日午後3時45分の発表によると、台風7号はフィリピンの東の海上にあり、時速15キロの速さで西北西へ進行している。中心位置は北緯17度50分、東経127度00分。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域となっている。
 今後の予報によると、台風は23日にかけて非常に強い勢力を維持したまま発達のピークを迎える。24日には非常に強い勢力のまま沖縄の南へ達し、25日午後3時には強い勢力(中心気圧970ヘクトパスカル、最大瞬間風速50メートル)となって宮古島など先島諸島に最も接近する予想。週後半は台風を動かす上空の風が弱まるため、沖縄周辺で一時的に動きが遅くなる見込みだ。
 各地域の暴風域に入る確率は、宮古島地方が37%、次いで沖縄本島地方が31%、八重山地方が26%、奄美地方が21%などとなっている。宮古島地方では25と26日の波浪と暴風、26日は大雨の警報級の可能性【中】を発表している。
 台風は26日以降に北北東へ進路を変え、27日には九州の南方面へ向かうとみられるが、予報円が非常に大きく、世界各国の気象機関による数値シミュレーションでも先々の進路予測には大きなばらつき(不確実性)が見られる。
 また、台風周辺の暖かく湿った空気が梅雨前線を刺激して活動を活発化させるおそれがあり、先島諸島への直接的な影響だけでなく、西日本や東日本でも週の中頃から大雨への警戒が懸念されている。
 なお、今回の台風7号の発生は、5月下旬の台風6号以来約3週間ぶりで、6月としては最初。今年は1月から6月まで毎月台風が発生しており、統計が残る1951年以降で毎月発生が記録されたのは1965年、2015年に次いで歴史上3回目となる。例年6月は台風の発生が増え始める時期にあたることから、気象台などは本格的な台風シーズンに向けた事前の大雨・暴風対策を呼びかけている。

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