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宮古島市の資料より

空自基地の汚染水、汚泥の除去作業完了 地中構造物、周辺土壌調査へ 解体撤去向け市が発表

 宮古島市環境衛生局の梶原健次局長は4日の部局長発表で、上野野原の航空自衛隊宮古島分屯基地で発見された地中構造物中の汚染水や汚泥の回収・洗浄作業が完了したと発表した。構造物の解体、撤去に向けた事前調査として、すでに周辺土壌の調査に着手しており、汚染の有無を確認した上で本格的な解体工事へ移る方針を示した。 

 発表によると構造物内に溜まっていた汚染水はすでに全量の回収を終えている。残されていた汚泥の除去作業も10月4日までに完了したとのこと。
 5日には床の水分を取り除く作業を実施した際、構造物の中央底部に金属管へつながるとみられる穴を確認した。配管が外部へ通じているかなど詳細は不明だが、作業に伴う有害物質の外部流出を防ぐため、同日中に穴をモルタルで閉塞する措置が取られた。その後、内部を高圧洗浄して作業員の手作業で残存する汚泥の掻き取り作業などを進めた。
 先月26日には市職員と市地下水審議会学術部会の専門家が現場を確認し、28日から構造物周辺の土壌調査を開始した。 
 梶原局長は土壌調査について、構造物の撤去工事に向けた事前調査と説明。高さ約4メートルの構造物を掘り起こして撤去する際、周囲の土壌を取り除く必要があるが、その土をそのまま野ざらしにして保管・処理できるのか、あるいは汚染土壌として厳格な管理処分が求められるかを事前に見極める目的がある。
 調査対象は天端から底面までの深さ約4メートルの範囲でサンプリング後の成分分析には時間を要するため、結果が出るのは12月以降となる見込みである。
 記者団からの「時間経過に伴う有害物質の自然分解で調査結果に影響が出ないか」との質問に対し、梶原局長は「ダイオキシン類は自然界でほとんど分解されず残留性が高い。土壌汚染対策法に基づく国の規定に従い、まずはダイオキシン類を主対象として慎重に調査を進める」と説明した。

宮古島市の資料より
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