市民の「残したい風景」で巨大アート 旧平良庁舎の仮囲いに写真募る 市、北斗不動産HD
宮古島市総務部と北斗不動産ホールディングスは4日、市役所で合同記者会見を開き、旧平良庁舎の利活用事業に伴う改修工事の仮囲いを活用した企画第2弾として、市民から寄せられた写真をデジタル技術で組み合わせる巨大モザイクアート制作プロジェクトを発表した。「残したい島の風景・懐かしい記憶」をテーマに写真を幅広く募り、横幅約10メートルの巨大なアート作品に仕上げて展示する。上地俊暢総務部長や同社の上田真一社長が趣旨を説明し、市民へ積極的な参加を呼び掛けた。
長年市民に親しまれてきた旧平良庁舎は、中心市街地の新たなシンボルとしての再生を目指し現在改修工事が進められている。現場の仮囲いでは今年6月から第1弾企画として周辺の歴史的な移り変わりを伝える写真が展示してきたが、第2弾では市民参加型の取り組みへと発展させた。
プロジェクトでは「残したい宮古島の風景」を題材に、市民から募った写真を素材に専門のコンサルタント事業者と連携しながら一つの巨大な宮古島の風景画(モザイクアート)に仕上げる。
上田社長は「発展が進む一方で、残したい風景への思いを多く耳にした。市民の気持ちを形にしたい」と語り、上地総務部長は「完成後だけでなく工事中から市民に関心を持ってもらい、親しまれる場所にしたい」と話した。
対象は島の風景写真のほか、本人の承諾があれば人物が写ったものも可能。一人あたりの応募枚数に制限はなはなく、目標とする3000枚の写真の色合いなどを考慮しながらデザインの方向性を決める。完成したアート作品は、旧平良庁舎敷地内の交番側(市役所通り側)の仮囲い(高さ約1・5メートル~1・8メートル、幅約10メートル規模)に設置される予定。
応募期間は12月21日までとなっており、来年1月下旬ごろの公開を目指す。
応募方法は特設ウェブサイトの専用フォームより写真データをアップロードする。
問い合わせは旧平良庁舎利活用事業(北斗不動産ホールディングス内・04―2925―9495)まで。



