嘉数市長(右)に検討会の開催を報告する中野所長 =28日、市役所・市長応接室

サトウキビ検討会、10月に宮古島で開催 農畜機構が市長表敬 県内外から200人来島予定

 独立行政法人農畜産業振興機構(alic)那覇事務所の中野智文所長が28日、市役所に嘉数登市長を訪ね、宮古島市で10月15、16の両日に「さとうきび・甘蔗(かんしょ)糖関係検討会」を開催することを報告した。報告を受けた嘉数市長は「宮古島で開催されることを大歓迎する。さまざまな事例発表や宮古島での状況も見ていただきながら、議論を深めてほしい」と話した。
 alic(エーリック)は日本の農畜産業と関連産業の健全な発展、そして国民の食生活の安定を支えるために設立された農林水産省所管の独立行政法人。中野所長は、同機構が畜産、野菜、砂糖・でんぷんに関する業務を行っていることや那覇事務所ではさとうきび分野の甘味資源作物交付金、生産者のさとうきび対策交付金などの情報を提供していることを説明。その上で、沖縄県と鹿児島県南西諸島のサトウキビ生産者や糖業関係者が一堂に会する同検討会の概要を報告した。
 同検討会は、サトウキビや甘蔗糖を巡る最新情報の共有や、各地域の生産現場が抱える課題解決に向けた意見交換を行うことを目的に、両県で交互に開催されている。宮古島市での開催は2017年以来となる。
 初日の10月15日はマティダ市民劇場を会場に「さとうきびの持続的な生産振興に向けて」をテーマとした基調講演をはじめ、土づくりや農地集積など講演、生産者の栽培状況など技術発表を予定。翌16日は現地視察が行われる計画となっており、今回は約200人の関係者が参加する見込みだという。

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