2年連続で女子総合1位となった平柳美月

平柳さん、女子総合連覇 苦手克服、盤石のレース展開 男子含め総合18位の快挙

 平柳美月さんが女子総合1位に輝き、見事連覇を果たした。強化してきたスイムで好位置につけると、続くバイク、ランでも冷静な試合運びを見せ、20位以内を目標としていた男子を含む総合18位を達成した。レース後、平柳さんは沿道の途切れない声援やボランティアの支えに深い謝意を示し、宮古島での経験を糧に世界の舞台へ挑む決意を語った。
 平柳さんは、この半年間重点的に取り組んできたスイムにおいて、先頭集団との差を最小限に抑えることに成功。「目標通りのタイムで上がることができ、精神的な余裕につながった」と振り返る。続くバイクでは、約90キロにおよぶ単独走行の場面もあったが、後半に他選手と競り合うことでペースを維持。強化の成果を実証する形で、理想的な展開を構築した。
 最終種目のランでは、後走する大西麻代さんの追い上げに焦りを感じる場面もあったが、「自分のペースに集中し、レースを楽しもう」と意識を切り替えた。島民との交流や選手同士の励まし合いを力に変え、安定した走りでフィニッシュ。低い気温の影響で男子選手のペースが落ちない厳しい条件下ながら、粘りの走りで総合18位に食い込んだ。
 大会前々日のワイドーパーティーを通じて、島の支援を再確認したという平柳さん。「名前を呼んで応援してくれた皆さまのおかげで、苦しさを忘れてゴールできた」と笑顔を見せた。
 今後については、国内屈指のレベルを誇る今大会での経験を自信に、プロとして世界のアイアンマンレース等でのさらなる成長を誓った。

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