9月天候 少雨・高温傾向に 気象台発表 10月も台風警戒呼び掛け

 宮古島地方気象台は8日、「宮古島地方の天候(2026年9月)」を発表した。同月は太平洋高気圧に覆われて晴れた日が多く、下里(宮古島)の平均気温は28・0度と平年(27・6度)より高く、降水量は133・0ミリで平年(259・3ミリ)の約半分(平年比51%)にとどまった。月合計日照時間は181・9時間で平年並み(179・3時間)となった。また同気象台は6日発表の「防災一口メモ(10月)」で、10月も平年値で3・4個の台風が発生し、宮古島地方への接近も0・5個あるとして、引き続き台風への注意と警戒を求めている。

 時期別の天候経過をみると、上旬は台風周辺の湿った空気や気圧の谷の影響を受け、曇りや雨の日が多く推移。1日には宮古島(下里)で93・0ミリ、城辺で113・5ミリ、2日には多良間島の仲筋で51・0ミリの大雨を観測した。
 上旬全体の降水量は各地で平年を上回ったが、期間の終わりごろからは高気圧に覆われて晴れ間が広がり始めた。
 中旬から下旬にかけては一転して高気圧に覆われ、晴れる日が中心となった。中旬は気圧の谷の影響で16日に仲筋で39・0ミリの雨が降ったものの、全体としては降水量が減少。下旬はさらに晴天に恵まれ、宮古島(下里)の下旬日照時間は78・4時間と平年をかなり上回る著しい増加を見せた。
 下里での月最高気温は12日午後2時8分に観測された32・1度、月最低気温は1日午前5時8分観測の23・1度だった。
 管内各地の月降水量は、城辺の186・0ミリ(平年比86%)をはじめ、仲筋144・5ミリ(同59%)、下地島138・5ミリ(同62%)、鏡原125・0ミリ(同52%)となり、宮古島(下里)同様に全域で平年を大きく下回る結果となった。なお、今月中の各種観測極値(1位記録)の更新は各観測地点ともに該当がなかった。
 一方、10月の防災一口メモでは、今年1月から8月までの台風発生数が平年より多く推移し、特に8月には10個が発生、宮古島地方にも4個が接近した経過を振り返った。
 10月に入っても依然として「台風の季節」が続いているとして、強い風が吹く際のリスクや風力に応じた影響を警告。風が強まる前の事前対策と、暴風時の不要不急の外出自粛など安全確保の徹底を呼び掛けている。

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