県庁職員騙る不審工事依頼に注意 県が詐欺警報 架空部署「総務部防災課」名乗る

 沖縄県は9日、県庁の実在しない部署の職員を名乗り、民間事業者らに対して虚偽の工事依頼や資材の購入を持ちかける悪質な不審電話や詐欺事案が確認されたとして、県民に対して注意を呼び掛けた。県が電話等で特定の物品購入や下請け工事の発注・斡旋を個別に依頼することは一切ないとし、県職員や関係機関を装った不審な連絡に対して警戒を徹底するよう求めている。

 県管財課によると、確認されている手口は「沖縄県庁総務部防災課の大城」などと実在しない架空の部署や名前を名乗り、県の駐車場にEV用防火ブランケットと収納箱を取り付ける架空の工事話を提示。1台当たり材工込みの数十万円などと具体的な価格を伝えて信用させた上で、「収納箱の手配には指定業者がある」として特定の事業者を案内し、事前に資材を購入(振り込み)させようと誘導する特徴があるという。
 そもそも県には「総務部防災課」という部署は存在せず、同名称を名乗る連絡があった場合はその時点で詐欺と判断し、すぐにお話しを打ち切るよう求めている。
 また、県からの正式な発注は公的な入札・見積もり手続きを経て行われるため、その場で承諾や振り込みを行わず、指定された業者へも連絡しないよう注意を促している。

 不審な連絡を受けた場合は、相手から告げられた連絡先ではなく県庁代表電話(098・866・2333)へ掛け直して職員の有無を確認するよう要望。同様の電話や訪問を受けた場合、または被害に遭った場合は、速やかに沖縄県警察本部の警察安全相談専用電話(#9110)や最寄りの警察署、県消費生活センター(098・863・9214)へ相談、通報するよう呼び掛けている。

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