1回目逮捕分の内の押収されたカートリッジに入ったエトミデート1本
(重量1.732グラム)=沖縄麻薬取締支所提供
「ゾンビたばこ」所持で組員逮捕 県内最大300グラム押収 密売目的か
「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」を密売目的で所持したとして、九州厚生局沖縄麻薬取締支所と県警組織犯罪対策課は6日、医薬品医療機器法違反の疑いで、指定暴力団旭琉會三代目沖島一家構成員の男(28)=南城市=を逮捕・送検したと発表した。一連の捜査で液体約300グラム(カートリッジ104本、ボトル入り2本)が押収された。2025年5月に同薬物が指定薬物に追加されて以降、県内最大の押収量となる。末端価格は1カートリッジ当たり2万5千円程度とみられ、同支所などは男が密売人に卸す拠点だった可能性も視野に入手経路などを追及している。男は黙秘しているとのこと。


逮捕容疑は8月23日、与那原町内の駐車場に止めた車内や近くの関係場所(倉庫)で、医療等の目的外でエトミデートを含有する液体を所持した疑い。
同支所によると、突き上げ捜査で男が出入りする倉庫を特定。倉庫から出てきた男に声をかけて車内を捜索したところ、カートリッジ100本を発見した。簡易検査を経て24日に緊急逮捕し、倉庫からも4本が見つかったため9月14日に再逮捕した。那覇地検は9月14日までに医薬品医療機器法違反罪で起訴している。
現場からは「Queen」と記載された袋入りのカートリッジのほか、充填前とみられるボトル入りの液体や空容器116本なども押収された。カートリッジへの小分け作業を行っていた痕跡もあることから、同支所などは組織的な密売ルートの全容解明を進めている。






