砂川市議の議員辞職許可 無免許運転で逮捕、辞職願提出 平良議長「痛恨」と陳謝
宮古島市議会(平良和彦議長)は15日に本会議を開き、14日に一身上の都合により辞職願を提出した砂川浩平氏の議員辞職を異議なく許可した。砂川氏は無免許で車を運転したとして道交法違反容疑で逮捕、その後釈放されている。現職議員の逮捕は初めて。本会議で砂川氏本人からの詳細な理由や経緯の説明はなく、辞職を承認。本会議終了後、取材に応じた平良議長は現職議員の不祥事・辞職について「痛恨の極み。議会を代表してお詫びしたい」と謝罪した。
砂川氏の辞職願提出を受け、市議会は議会運営会で休会だった本会議を開くことを決めた。本会議には議員21人が出席して定足数を満たし、辞職願を諮る前には事務局から辞職に伴う手続きの流れについて説明が行われ、会議規則第146条第2項の規定に基づき質疑や討論は行われなかった。
事務局側の説明では、砂川氏から14日付で辞職願が提出されたことや、議会運営委員会で当局の出席を求めないことを決定したこと、砂川氏からの「このたび一身上の都合により、議員を辞職したく存じますのでご許可くださいますようお願い申し上げます」との辞職願が朗読された。
このあと平良議長が採決に諮り、粟国恒広氏が退席したほかは異議なく辞職が許可された。
本会議終了後、報道陣の取材に応じた平良議長は、現職議員の辞職に「痛恨」と表現し「(議会を)代表する議長としてお詫びしたい」と謝罪した。辞職の手続きには「本人の意思で出しているので認めるしかない」と話した。
砂川氏から詳細な経緯の説明、弁明の機会が設けられないままの許可には報道陣から「説明がないままの辞職許可にモヤモヤ感が残る」と問われると、平良議長は「議員の中にもモヤモヤ感を抱えている者がいる。(警察の)捜査中と聞いており、それが終われば、本人は何らかの説明を行う意向を示していた」と語った。
市職員の収賄や、公金横領などの不祥事が相次いでいる中での議員の無免許運転による道交法違反容疑の逮捕については、「議員がこのようなことを起こしてしまい申し訳ない。今後は同様の事態が起きないよう、議員への周知徹底と再発防止にしっかり取り組みたい」と陳謝した。




