県知事選 古謝氏が初当選 14万票差受け県政刷新へ
任期満了に伴う沖縄県知事選挙は13日投票、即日開票の結果、無所属新人で前那覇市副市長の古謝玄太氏(42)=自民、維新、国民、参政、公明、保守推薦=が42万3124票を獲得し、無所属現職の玉城デニー氏(66)=立憲、共産、いのち、社民、社大支援=らを破り初当選を果たした。玉城氏は27万6060票にとどまり、14万7064票差の大差で落選。2期8年の玉城県政に対する刷新を求めた有権者の判断が反映された。
今知事選は、物価高への対応や新規産業の育成、子どもの貧困を含む子育て支援といった生活課題のほか、普天間飛行場の早期返還と危険性除去などの基地問題を争点に激しい選挙戦が展開された。
古謝氏は「これまでの県政を刷新し、沖縄を前に進める」を前面に掲げ、復帰後世代としての視点を強調。告示直前に出馬を取り下げた下地幹郎氏からの支援を取り付けたほか、自民、維新、国民、参政、公明、保守の幅広い推薦を受けて保守・中道層を固めた。
政策面では最優先課題として物価高対策を挙げ、政府への補正予算要請に加え、離島特有の海上輸送費上乗せを沖縄振興予算等の仕組みで支える方針を表明。基地問題では普天間の早期返還と危険性除去を最優先とし、政府に対して返還期日の明確化を求めるとともに「沖縄政策協議会」を活用して交渉する姿勢を示した。当確が出ると会場では「前に前に前に!」の三唱が響き渡った。
玉城氏は2期8年の実績や辺野古新基地建設反対などを訴え、立憲や共産などの支援を受けて3選を目指したが、県政刷新を求めるうねりや生活課題への不満を捉えた古謝氏に及ばず落選した。
いずれも新人の兼島俊氏(48)は4657票、比嘉隆氏(49)は3542票、屋良朝助氏(74)は2467票、末吉正弘氏(73)は2270票だった。



