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ドイツ文化村「民間活用で観光振興」 我如古三雄氏の一般質問 行政経営会議の「機能廃止」答申巡り市方針

 開会中の宮古島市議会(平良和彦議長)6月定例会は19日、一般質問が始まった。我如古三雄氏は、市行政経営会議が公共施設の機能判定で嘉数登市長に対し「うえのドイツ文化村の公共施設としての機能は廃止すべき」と答申した件について当局の姿勢を質した。これに対し嘉数市長ら当局は「建物などは残しながら公共施設として維持するよう民間の創意工夫、発想で活用促進した方が観光振興に寄与する」と述べた。同施設の機能を巡っては、「うえのドイツ文化村の有効活用を促す有志会」が会見を開き、廃止とした答申内容に強い異議を申し立てている。市は、この日の答弁で改めて民間による利活用の考えを示した。
 我如古氏は、質問で答申内容の「廃止すべき」は観光交流の拠点施設が揺らぎ、上野地域のみならず各方面から懸念されている。市の観光振興施策においても大きな損失となるのは明白であり、極めて重大だと述べ、「廃止すべき」の撤回を求めた。
 市側は、同施設が多くの維持管理経費や事務費などの行政コストを要している現状を挙げ、「施設規模から将来の課題への懸念が第三者目線からも意見として挙がっ」と答申の背景を説明。一方で、「施設は立地も含めてポテンシャルが高く、民間の活用の可能性が十分にあるとの意見があった。そのことを踏まえ公共施設としてではなく、既存の建物を活用しながら民間利活用を検討すべき」などとした答申内容を説明した。
 答弁に我如古氏は、旧上野村時代から地域の観光振興、ドイツとの友好交流の歴史を踏まえ、再度市の考えを質した。
 砂川朗副市長と嘉数市長は民間の活用促進が観光振興に寄与するとの認識を重ねて強調。嘉数市長は今後に向けては「地域住民と意見交換しながら取り組んでいきたい」と述べた。
 このほか日米共同訓練、ドイツ皇帝博愛記念碑建立150周年記念「博愛150年宮古島フェスト」への支援、インギャーマリンガーデンの指定管理、サトウキビ新品種の普及なども質問した。

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