伊良部小中プール工期延長へ 資材遅延、7月に再協議 一般質問で仲間誉人氏
24日の宮古島市議会6月定例会一般質問に立った仲間誉人氏は、伊良部島小中学校のプール設置工事の進捗(ちょく)状況やカツオ一本釣り漁の担い手不足、災害時の避難所体制などについて質問した。プール設置工事について市教育委員会は、中東情勢の影響による建設資材の遅延から、7月末を予定していた工期を延長する方針を明らかにした。また、カツオ一本釣り漁の存続に向け、、市側は住居確保を含めた支援を検討する考えを示した。
プール建設について、市教委は5月末時点の進捗率が64%にとどまっていると説明。特に塗装材についてメーカー側から明確な納期の回答が得られていないことを明かし、7月末の工期を延長すると答弁した。来月、改めて工期の延長の協議を行うとのこと。今定例会には、同工事(建築)請負契約の議決内容を一部変更する必要があるとして議決内容の一部変更の議案が提出されている。
答弁を聞いた仲間氏は延長に理解を示した上で、「子どもたちが楽しみにしているので早期の供用を」と要望した。
カツオ一本釣り漁(アギャ漁)を巡り、仲間氏は漁船が3隻から2隻に減少したことや、乗組員の高齢化、未経験者の挑戦が難しいことやサバニの確保、複数の潜水士が必要であることなどの課題を挙げた。若手漁業者の育成では「担い手を募集しても住む場所がない。安定したカツオ船の操業には住む場所の確保が必要」と強調した。
下地貴之農林水産部長は、これまでの伊良部漁業協同組合の重要計画に対する一次産業振興費など支援を説明し、国や県の補助金制度も調べながら支援を検討する考えを示した。嘉数登市長は「行政と漁業者が情報共有しながら意見交換していきたい」と述べた。
このほか災害時の避難所(学校施設)、さとうきび優良種苗安定確保事業、旧佐良浜小学校跡地利用、観光地における受入環境整備、島内ごみゼロ大作戦において撤去されなかった不法投棄場所の確保なども質問した。


