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一般会計補正予算など議案に対する質疑が行われた =12日、市議会議場

鏡原小の新体育館、現行の3倍に規模拡大 市議会議案質疑 生食用パイン生産拡大へ県登録品種苗導入も

 開会中の宮古島市議会(平良和彦議長)6月定例会は12日、2026年度一般会計補正予算など提出議案に対する質疑が行われた。教育費の学校建設費では鏡原小学校屋内運動場改築事業委託料工事請負費で1億6605万8000円を計上。市教育委員会は「築42年が経過し、増加傾向にある児童数からして建て替えが必要。新体育館の面積は1527平方㍍で現体育館の3倍の広さになる」と述べた。仲間誉人氏への答弁。
 市教委は鏡原小学校の体育館については「築42年が経過し面積は527平方㍍になる。児童数から割り出すと必要面積は347平方㍍不足しており、児童数に応じた面積を有していない。文科省が行った建物耐力度調査で建て替え基準を満たしており、今回改築事業を行うことになった」と説明した。
 改築スケジュールは、6月議会での予算承認を経て、7月に入札と仮契約を行い、9月議会で議決を得た上で本契約、その後着工する。工期は約15カ月を見込んでおり、順調にいけば10月に着工し来年12月ごろの完成を予定している。
 農林水産業費の農業振興費に計上された生食用パインアップル生産拡大事業の原材料費48万円については、下地茜氏と下地信男氏が質した。
 市側は「沖縄県産の生食用パインの生産振興、産地化を目指すため県に事業を要望したところ4月に内示があった。県登録品種の苗を確保した上で3年かけて増殖を行う」と説明。農政課が管理するハウスで増殖した苗は、24戸の生産農家に配布するという。
 下地信男氏は「地場産業を盛り上げ、農家の収入につなげていきたいということは分かる。だがカキ養殖事業もそうだが、新たに出てくる事業がどういったプロセスで挙がってくるのかが見えない」と疑問を投げかけた。今後に向けては、生産農家と計画の擦り合わせが重要になってくると述べ、市の考えを聞いた。
 これに市は「増殖用苗は石垣市の県農業研究センターから導入する予定。事業導入の目的としては生産拡大もあるが正規ルート以外の苗の流通防止の目的もある。今後、生産農家と意見交換していきたい」と答弁した。
 このほか城東中学校と上野小学校の屋内運動場改修工事、伊良部島小中学校プール設置工事(建築)の設計変更に伴う契約金額変更の議決議案、コミュニティー供用施設建設等事業補助、さとうきび収穫機械機能向上支援事業、電子黒板を取得するために議決を求める学校ICT機能強化整備事業などにも質疑が交わされた。

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