統計から見た市民のくらし(R2年~R3年)

21年度統計みやこじま発刊、人口5年ぶりに減少

 宮古島市(座喜味一幸市長)はこのほど「2021年度統計みやこじま」を発刊した。それによると21年12月末現在(住民基本台帳)の人口は5万5466人で前年度比111人減って5年ぶりに減少した。世帯数は2万8771世帯で401世帯増加したが、1世帯当たり人員は1.9人で0・1人減少した。

 人口動態を見ると、出生476人(前年度比44人減)、死亡616人(同66人減)で自然増減はマイナス140人(同22人減)、転入3177人(同260人減)、転出3131人(同20人減)で社会増減は46人(同240人減)。出生と転入の減少が人口減に影響したようだ。
 年齢別構成は15歳未満が8460人(同213人減)で構成比15.3%(同0.3ポイント低下)、15歳~64歳の生産年齢人口は3万1953人(同284人減)で構成比57.6%(同0.4ポイント低下)、65歳は1万5053人(同386人増)で構成比27.1%(同0.7ポイント上昇)。
 地区別の人口と世帯数は平良が3万8025人(同61人増)で1万9380世帯(同366世帯増)、城辺が5614人(同17人増)で3027世帯(同55世帯増)、下地が2989人(同35人減)で1509世帯(同7世帯増)、上野が3842人(同65人減)で2076世帯(同23世帯減)、伊良部が4996人(同89人減)で2779世帯(同4世帯減)。全人口の68.6%が平良地区に集中している。
 また1日当たりの出生は1.3人(前年度1.4人)、死亡は1.7人(同1.9人)、転入は8.7人(同9.4人)、転出は8.6人(同8.6人)。1カ月当たりの結婚は27.6組(同27.8組)、離婚は10.4組(同13.3組)。救急出動は1日当たり8.3件(同9.4件)、交通人身事故は1カ月に3.9件(同5.8件)。

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