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平成期の撤退から20年「スガキヤ」関東再進出の勝機は

15日、東海地方を中心に出店しているラーメンチェーン店「スガキヤ」を運営する「スガキコシステムズ」(愛知県名古屋市)は関東圏へ20年ぶりに出店することを明らかにした。

報道によると、2026年秋から神奈川県内に2軒出店した後、3年後には50店舗の展開を目指すという。スガキヤは過去に2度ほど関東圏への出店を行っており、1度目は平成時代初期にかけて着実に店舗を伸ばしたが1999年までに全店舗が撤退。

2004年にも東京・高田馬場へ出店したが2006年には撤退してしまったなど関東圏では、成功とは言いづらい状況が続いていた。

だが、近年ではインターネットなどで「スガキヤ」そのものの知名度が上がったほか、全国展開したカップラーメン商品の成功などがあり、関東圏への再度出店を決めたと思われる。

前出の通り、スガキヤは1999年までに関東圏のスーパーやショッピングモール内にいくつか店舗を持っていたが全て撤退している。

90年代当時、神奈川県内に出店していたスガキヤ店舗に何度か通ったユーザーによると

「子どもの頃に何度か行った事があるが『独特の味がするラーメン』という印象で驚いた記憶がある」「ラーメンよりもサイドのソフトクリームなどをよく食べていた」「最後までラーメンの味には慣れなかった」「ラーメン店という感じではなく軽食店として認識していた気がする」という声もあった。

90年代のスガキヤが関東圏で受け入れられなかった理由としては恐らくはスガキヤラーメン独特のスープの味にあったのではないだろうか。

スガキヤのスープの味は豚骨をベースに魚介出汁などを使用した「和風豚骨」であり、現在はメジャーなスープであるが、少なくとも90年代までは一般的な存在ではなかったため、ラーメンよりも誰でも味が想像できるソフトクリームやジュースなどに需要が高まっていたのが背景にあるようだ。

撤退から20年が経過し、「和風豚骨」のラーメンもメジャーになり、スガキヤそのものも知名度が上がった今、スガキヤに勝機はあるのか。

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