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実質値上げに高齢者も困惑 多摩都市モノレール線が「一駅区間110円」割引を停止

10月30日、東京都多摩市から東大和市までを結ぶ「多摩都市モノレール線」が2027年3月をもって割引運賃制度の一部見直しを行うとホームページ上で発表した。

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多摩都市モノレール線は、2001年から「一駅区間」に限り、特例運賃として100円(現在は切符110円、ICカードは102円に変更)としてきたが、来年2027年からは割引を終了し切符220円、ICカード214円とすると発表した。

25年にわたる割引が終了する理由について、多摩都市モノレール線は「開業から30年が経過し、設備の老朽化による修繕費」のほか施設の大規模更新や設備投資などが原因にあるという。

また、多摩都市モノレール線は現在の終点・上北台駅からJR箱根ケ崎駅方面への区間延長が決まっており2034年度の開業を目指して整備が進められている。

それゆえに、設備投資に関して、今後さらに予算がかかるため、従来の料金を徴収することにしたようだ。

だが、ネットなどでは今回の割引停止について様々な声が相次いだ。2026年現在、多摩都市モノレール線は「一駅区間110円」と安価であるため、高齢者や足の不自由な乗客がバスや電車に代わる移動手段として25年にわたり活用されてきた。

それだけに、多摩都市モノレール線での一駅区間の「事実上の値上げ」は高齢者世代の大きな負担につながる、と思われる。

もともと、多摩都市モノレール線は1998年の開業以来、慢性的な赤字が続いていた路線であり、開業10年目の2008年度にはついに経営危機に直面。東京都から約300億円の支援を受けたことでピンチを脱し黒字化に成功したという経緯がある。

それだけに今回の割引停止は、延伸が予定されている多摩都市モノレール線の「未来」を守るための攻めの対策と言えそうだ。

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