早くもポスト高市にらむ動きか…村上誠一郎氏が林芳正氏に激アツのエール
参政党の神谷宗幣代表は6日の参議院決算委員会で、選挙の際のインターネット広告について質問した。
自民党の動画について「メインの広告などで1.6億回、関連の動画を入れたら2億回くらい再生されている。1.6億回のメイン動画に『いいね』数は4.1万回しかない。コメント数は7900件ぐらいしかない。いいねは0.026%」と冷静な指摘をしたうえで、自民党の高額な広告費を問題視した。これに対し、高市早苗首相は「いいね少なくてショック」だと答えた。
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スマホ農場の存在も明らかになるなど、今春になってから内閣支持率や政党支持率、世論調査の真実味が一挙に揺らいでいる。最新の内閣支持率も68.0%(日本経済新聞)から49.1%(世論調査会社グリーン・シップ)まで大きな幅があり、高市人気も本当なのかどうかわからなくなってきた。
実際、地方の首長選挙(市長選や知事選など)では、自民党の推薦・支持する候補の敗北や苦戦が相次いでいる。
そんな高市首相の足元を見透かすように、林芳正総務相は自民党総裁を目指す意欲を公の場で発言し、ポスト高市に向けた動きを活発化している。旧岸田派(旧宏池会)以外のグループのトップと会合を開き、地方回りも続ける。旧岸田派は現在、分裂状態にあり、林氏に近いメンバーと、木原誠二氏のグループが別々に定期的な会合や勉強会を重ねているといわれる。
そんな中、村上誠一郎前総務相は7日、政治家生活40年を記念した「お祝いの会」を開き、石破茂前首相や田中真紀子元外相の他に林氏も出席した。村上氏はその席で、高市政権の積極財政路線や外交政策、皇族数確保策などを強く批判するとともに、林氏に「次の自民総裁選、死に物狂いでがんばって」と熱いエールを送った。
村上氏は党内のリベラル派とされ、財政規律重視派として有名だが、党税制調査会の副会長を辞任した小渕優子氏も財政再建が必要という立場だ。辞任することで、安易な消費減税や財源なき積極財政に強い危機感を示したかったのだろう。
優子氏は言うまでもなく、故・小渕恵三元首相の娘で政界サラブレッド。「人柄の小渕」の異名をとった父親譲りで政界に敵はいないため、今回の辞任劇は驚きをもって見られている。
ホリエモンこと堀江貴文氏は「権力の中枢である党税調を自ら辞めるというのは、相当ムカついていたに違いない」とYouTubeチャンネルで解説した。そのうえで堀江氏は、(消費減税について)風向きが変わってきたとする。本人が「反高市」の狼煙を上げるつもりがなくても、優子氏のあとに続く議員は出てくるかもしれない。
来年春には大規模な統一地方選挙が控えているため、自民党の執行部内では、地方選での「取りこぼし」に対する危機感は強まっている。任期満了に伴う次回の自民党総裁選は2027年9月頃となるが、高市氏の政権運営次第では、総裁選前倒しの議論が出てきても不思議ではない。
文/横山渉 内外タイムス






