台風9号が発生、猛烈な勢力へ発達か 来週後半に沖縄接近の恐れ、最新情報に注意
気象庁によると、2日午前9時にマーシャル諸島付近で台風9号が発生した。台風は今後、太平洋高気圧の縁に沿って急速に発達しながら西北西へ進む見込み。5日から6日ごろにかけてマリアナ諸島付近を「非常に強い」または「猛烈な」勢力で通過すると予想。各国の気象機関のシミュレーションでは、マリアナ諸島を通過後も西進を続け、来週(7月10日ごろ)に沖縄地方や沖縄の南へ接近・影響を及ぼす可能性が指摘されている。

3日午前3時に発表した現況によると、台風9号はマーシャル諸島にあって西北西に時速20キロで進んでいる。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。6日午前3時には中心気圧915ヘクトパスカル、最大風速55メートル、最大瞬間風速75メートルの「猛烈な」勢力のピークに達する予測で、発達のスピードが加速しているとのこと。
宮古島や石垣島など先島諸島への影響について、日本気象協会などの見通しによると、今週末(4~5日)の直接的な影響はなく、暴風域に入る確率は0%だが、来週前半(6~8日)はマリアナ諸島付近を通過してさらに西へ進むが、高気圧の勢力次第で進路が北寄り(先島諸島接近)か西寄り(台湾・中国方面)に変わるかで決まるという。最も接近・影響する可能性があるのは来週後半(9~11日ごろ)で、仮に直撃しなくても台風周辺からのうねりが入り、沿岸部でしけになる可能性がある。
一方、南シナ海でも別の熱帯低気圧が台風10号へと発達した。10号は今後トンキン湾から華南などの中国大陸方面へ進むため、日本への直接的な影響はない見込みだが、梅雨前線を刺激して大雨をもたらす間接的な影響に注意が必要とされている。
気象台などは、予報の不確実性がまだ高いため、最新の気象情報や進路図をこまめに確認するよう呼び掛けている。


