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南の海上に熱帯低気圧ダブル発生へ 今後の動向に警戒 上半期台風8個は11年ぶり

 気象庁は6月30日、フィリピン付近とマーシャル諸島付近にある二つの低圧部が、7月1日午前9時までに相次いで熱帯低気圧(台風のたまご)へ発達する見込みだと発表した。周辺海域の海面水温は平年よりやや高い28度から30度前後となっており、台風が発生するのに十分な条件が整っているとのこと。動向によっては今後発達して日本付近へ近づく可能性もあり、気象情報の確認など警戒が必要となっている。
 同庁の30日午後3時の実況天気図によると、フィリピン付近の低圧部は中心気圧1006ヘクトパスカルで北北西へゆっくり進み、マーシャル諸島付近の低圧部は中心気圧1004ヘクトパスカルでほとんど停滞している。
 これらはいずれも1日午前9時までに熱帯低気圧へと発達し、中心気圧1006ヘクトパスカルとなる予想。その後、2日午前9時にはそれぞれ1004ヘクトパスカルまで気圧を下げ、フィリピン付近の熱帯低気圧は南シナ海方面へ進むとみられる。
 前週は台風7号や8号が日本列島に接近して大雨をもたらしたばかりで、今後の進路や発達の度合いに注目が集まっている。
 2026年は1月から6月までの上半期に発生した台風の数が計8個に達し、平年値の4.1個に対して約2倍という異例のハイペースで推移。前半に8個以上の台風が発生するのは15年以来11年ぶりのことで、過去のデータでは前半に多い年は年間の総発生数も平年を上回って多くなる傾向が出ている。
 7月から10月にかけては例年1カ月に4個から5個以上の台風が発生する本格的なシーズンを迎えるため、宮古地方でも今後の台風接近や上陸のリスクに対して例年以上の備えと厳重な注意が必要だ。

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