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警察が市のパソコン回収 市当局「捜査中で答弁困難」 前里光健氏が一般質問 業務支障はなし

 市議会6月定例会の19日、一般質問に立った前里光健氏がテレビ報道された市の積算システム入りパソコンの警察回収事案や、今月25日から始まる日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」の受け入れについて市当局の姿勢を質した。パソコン回収について市側は、農林水産部と建設部の計3台が回収された事実を認めたものの、捜査中を理由に詳細な答弁を控えた。また、共同訓練について嘉数登市長は「有事を未然に防ぐための抑止力向上を図るもの」との認識を示した。
 パソコン回収を巡る質疑で、前里氏は工事の予定価格算出などに用いる積算システムが入った端末が警察に回収されたとの報道について真偽を正した。上地俊暢総務部長は「報道は承知しているが、捜査機関の対応に関わることなので現時点の答弁が困難であることに理解いただきたい」と答弁。砂川朗副市長は「(今後)説明できる状況になれば、しっかり説明したい」と述べた。
 市によると、警察が回収しているのは、農林水産部の積算用2台と建設部の1台の計3台。市はこれについては確認しており、回収された両部ではパソコンによる業務に支障は生じていないという。
 前里氏は「この報道に、市民の間では不安が広がっている。今後(警察の動きがあれば)真摯に対応していただきたい」と要望した。
 前里氏は25日から始まる日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」の受け入れについても質問。嘉数登市長は「訓練の背景には中国公船による領海侵犯や台湾周辺による緊張状態など周辺国の軍事動向の活発化により、一層厳しさを増す南西諸島を取り巻く安全保障環境がある。そのため総合的な脅威に対して、より現実的な備えが必要であり、日米共同訓練は有事を未然に防ぐための抑止力、危機管理能力の向上を図るものと認識している」と述べた。
 一方、米軍の単独訓練に自粛を求めることについては、「自衛隊が直接関与しない形での訓練であり、その必要性や日本防衛との直接的な関連性が不明瞭な場合がある。市民に過度な不安を与えることは慎むべきである」との考えを示した。
 このほか、第4次宮古島市地域福祉増進計画、中心市街地活性化計画、夏休み対策など多岐にわたる市政課題についても当局の取り組みを質した。

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