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市職員の公金横領で謝罪する砂川副市長(中央)ら =27日、市役所

市職員の公金横領に謝罪 空港駐車場料金 市が30代主任技師を懲戒免職 再発防止へ副市長ら謝罪

 宮古島市空港課の職員が宮古空港駐車場の精算機から回収し、管理事務所内に保管していた公金を横領した問題で、市は27日に記者会見を開き、砂川朗副市長が「市民の皆さんの信頼を損なう結果を招いてしまったことに心よりお詫び申し上げたい」と陳謝した。処分について市は、26日に開いた懲戒分限審査委員会で公金を横領した建設部主任技師30代職員を懲戒免職とした。また、管理監督責任として上司の課長と係長を戒告、所属部長を文書訓告処分に付した。
 説明によると宮古空港駐車場料金は、空港課の職員が精算機から毎日回収し金融機関への入金までの間、空港管理事務所内の金庫に一時保管している。保管する際は精算機から料金明細レシートに記載された金額と回収した現金を確認した上で回収日ごとに分けて保管しているという。
 発覚は4月22日、職員が保管されていた現金を金融機関に入金しようとした際に10万円の不足を指摘されたことが発端。4月23日以降に入金すべき駐車料金を数え直すと25万円足りず合計35万円の紛失が判明した。
 担当課は全職員に確認するも、手がかりがなかったことから、宮古島警察署に盗難を通報した。警察の捜査が進む中、30代職員から課長に「私が現金を借りました」との報告があり、私的に35万円を持ち出したことが分かった。職員は市の聞き取りに「口座残高が不足し、クレジットカードの引き落としができなかったので間に合うように(横領したお金を)口座に入金した」と説明。それによると当該職員は3回にわたり横領に及んだ。持ち出したことについては反省しており、4月28日に35万円は返済されている。
 宮古空港内の管理事務所への入室は所属職員しか入室できない状況だったが金庫は施錠されていなかったという。
 市は再発防止策について
 ▽金庫の入替
 ▽防犯カメラの設置
 ▽金融機関への入金報告書を作成した上で公金の管理をより可視化
 ―に取り組んでいくことを説明した。
 砂川副市長は最後に改めて「市民の信頼を裏切る行為はけっして許されるものではない。事実関係の徹底的な究明と厳正な対応が不可欠であるということで分限審査委員会の処分となった。事実関係の把握に全力を上げている警察の捜査に全面的に協力していきたい」と述べた。

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