健康寿命改善へ意見交換 健診受診率向上など取り組む 市計画推進会議
宮古島市健康増進計画策定推進会議(会長・嘉数登市長)の2026年度会議が27日、市保健センター多目的ホールで行われた。委員らが出席し、25年度の取り組み結果や26年度の重点分野「子どもの肥満を減らす取り組みの推進」「子どものむし歯予防の推進」の取り組みについて意見を交わした。事務局の報告によると、市の20年時点の平均寿命は男性が79.4歳で県内41市町村の最下位となっており、女性が87.7歳で34位。健康寿命は男性が77.5歳、女性が83.4歳で、県や全国と比較して改善の余地があるとして、関係機関の連携強化を確認した。
25年度の取り組みの重点分野「20代・30代の健診受診率の向上の推進」では、年に1回の健康診査および各種がん検診の受診を呼び掛けたが、受診率は前年度3・80%から3・77%に減少した。同受診率は23年度の5.07%から減少傾向が続いており、27年度の目標値10%に向けて受診意識の向上が課題となっている。
事務局によると宮古島市の20年時点の平均寿命は男性が79・4歳で県内41市町村では最下位、女性は87・7歳で34位となっている。健康寿命は男性が77・5歳、女性は83・4歳で県、全国と比較して改善の余地があると説明。40歳未満の基本健康診査対象者に健診によって健康状態を把握するよう受診意識を促す意向だ。
「子どもの肥満を減らす取り組みの推進」では規則正しい生活習慣、標準体重、規則正しい食生活や食事バランスなどの健康教育、健康的に楽しくからだを動かす運動教室などを推進し小学生の高度肥満を減らすことを目標に掲げている。
宮古地区医師会の健康講話や宮古島市スポーツ協会の健康づくり運動教室などの取り組みにより、肥満児率は22年度の3・8%から25年度は2・2%に減っており、一定の効果がみられている。
26年度重点分野の取り組みは、健診(検診)受診勧奨のポスターを作成し医療機関や商業施設などに掲示。20~74歳を対象にしたインセンティブ事業では大腸がん検査受診を必須とし基本健康診査、がん検診を受けた人へ抽選で賞品を贈るインセンティブ事業を展開する。
「子どものむし歯予防の推進」では、宮古地区歯科医師会の健康講話や子どものフッ素洗口事業を行うことの説明があった。
同会議はアドバイザー、経済団体、保健・医療・福祉関係団体、教育関係団体、マスコミ、行政の委員28人で構成。冒頭あいさつした嘉数会長は、市民の健康増進には関係機関の連携協力が不可欠であることを強調し活発な意見を要望した。


