会見を開いた音楽監督の岩﨑さん
=24日、とみや商会
「宮古ブルー」を音の風景画に 来月14日、若手育成「芽の会」演奏会 世界初演の楽曲披露も
地域発の若手音楽家育成事業「芽の会」音楽監督の岩﨑正法さんは24日、市内のとみや商会で記者会見を開き、3月14日に市未来創造センター多目的ホールで「第2回定期演奏会」を開催すると発表した。北海道帯広市の金管アンサンブル「おとふけブラス」を招き、宮古島をテーマにした委嘱作品の世界初演や、プロと若手奏者による共演を披露する。入場は無料で午後1時開場、同1時30分開演を予定している。
同会は、人口減少や指導者不足による地域音楽文化の衰退を食い止めようと、宮古島を起点に始まった育成プロジェクト。今回は「宮古ブルー」から北海道の「オホーツクブルー」へと至る音の風景画をテーマに、次世代を担う奏者らが研鑽(けんさん)の成果を形にする。
演奏会では、史上最年少で朝日作曲賞を受賞した牧野圭吾さんが宮古島の風景を描いた「Miyako Paysages」が世界初演されるとのこと。
牧野さんは「南国への憧れを胸に、ユーフォニアムらしい南風を感じる温かい音色にこだわった。てぃんさぐぬ花や爽快なサイダーのような味わいを感じてほしい」とコメントを寄せた。
また、日本を代表するユーフォニアム奏者の新井秀昇さんも出演し、自作曲の金管アンサンブル版を世界初演する。宮古島出身の中尾美文さんら若手奏者とプロによる四重奏のほか、全国大会2位の実績を持つ「おとふけブラス」の精鋭10人が、重厚でまろやかな響きを届ける。
岩﨑監督は「世界初演となる楽曲も多く、作曲者の牧野さんを招いたトークも予定している。ぜひ多くの方に足を運んでいただき、地域の音楽を守る志を感じてほしい」と来場を呼び掛けた。



