悩みのサイン、気づきの輪を 3月にゲートキーパー養成講座

 宮古島市は、困難や悩みを抱える人にいち早く気づき、支援につなげる「ゲートキーパー」の養成講座を3月14日に市役所で開く。現在、受講を希望する市民を募集している。同講座は特別な資格を必要とせず、専門性の有無に関わらず、それぞれの立場で適切な声かけや見守りを行うための意識を高めることが目的。一人一人が知識を持つことで地域の自殺対策を強化し、誰もが孤立しない街づくりを目指す。当日は公認心理師が講師を務め、実践的な支援の在り方を伝授する。
 「ゲートキーパー」とは、悩んでいる人のサインに気づき、声をかけ、話を聴いて、必要に応じて専門機関などの支援につなぎ、温かく見守る人のこと。市は、市民がそれぞれの立場で行動を起こすことが自殺対策の重要な一歩になるとして、広く参加を呼びかけている。
 講座は3月14日午後2時から午後4時まで、宮古島市役所2階の大ホールで開催される。講師には新垣病院(医療法人卯の会、沖縄市安慶田)の公認心理師、宮城聡氏を招聘(しょうへい)。悩みを抱える人への向き合い方や、心の健康を守るための具体的なネットワークの広げ方について学ぶ。
 市障がい福祉課は「一人でも多くの方がゲートキーパーとしての意識を持つことで、救える命がある。この機会にぜひ受講してほしい」と呼びかけている。
 受講希望者は、市ホームページ内の専用フォームから申し込む。電話(73・1975)での受付も行っている。

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