座礁した漁船と転覆した漁船の現場に駆けつけた僚船ら
=宮古島海上保安部提供
白鳥崎沖で漁船座礁、救助船転覆 乗組員5人投げ出されるも無事 宮古島海保
6日午後、伊良部白鳥崎沖の海上で漁船が浅瀬に座礁し、救助に向かった別の漁船が転覆する事故が発生した。転覆により乗組員5人が海へ投げ出されたが、付近にいた僚船に全員救助され、命に別状はなかった。宮古島海上保安部が巡視船2隻やヘリコプターを出動させて対応に当たったほか、両船とも僚船に曳航されて帰港した。油の流出は確認されておらず、同海保が詳しい事故原因を調べている。

同保安部によると、事故を起こしたのは船長1人が乗船していた座礁した漁船(6・6トン)と、乗組員5人の転覆した漁船(約8メートル、1・7トン)。現場は白鳥崎公園から西へ約1200メートルの海上だった。
座礁漁船は漁を終えて荷川取漁港へ帰港中の午前11時ごろ、白鳥崎沖の浅瀬に座礁。その後離礁したものの自力航行が不能となり、僚船に曳航されて午後7時40分ごろ、同漁港へ入港した。
一方、同船の救助に向かった転覆漁船は午後2時30分ごろ、現場付近の海上で転覆。乗組員5人が海に転落したが、近くにいた僚船によって速やかに救助された。午後2時30分ごろ、僚船乗組員から11管運用司令センター(118番)を通じて同海保へ通報があり発覚。転覆漁船も僚船に曳航され、午後4時20分ごろに佐和田漁港へ入港したという。
事故当時の現場海象は曇りで、北東の風が約1メートル、うねりは北東約1メートルだった。



