安全祈願祭で鍬入れを行う砂川副市長(中央)ら =27日、上野新里

地域の安全拠点一新へ 消防上野出張所で安全祈願祭 来年5月末完成目指す

 宮古島市消防署上野出張所の「新築工事安全祈願祭」が27日、上野新里の建設予定地で執り行われた。現庁舎の老朽化と手狭化に伴う建て替え工事が行われることとなり、砂川朗副市長をはじめ消防署員、地元の新里自治会、市消防団、設計・施工関係者らが参列し、神事を通して工事期間中の無事故・無災害と地域のさらなる安全安心を祈願した。完成は令和9(2027)年5月末を予定している。

 上野出張所は昭和59(1984)年に当時の平良市、城辺町、下地町、上野村の4市町村によって宮古地区消防組合が設立された際に建設された。それから42年が経過し、建物の老朽化が進んでいることに加え、業務スペースが手狭になっていることから、全面建て替えを決定した。
 午後2時からの安全祈願祭では参列者が手水を祓い清める儀式「修祓(しゅばつ)」などが執り行われ、施主や施工者による鍬(くわ)入れは砂川副市長らが行った。玉串奉奠(ほうてん)では参列者が玉串を神前にささげて礼拝した。
 新築工事の用途は消防署(事務所、車庫、発電機室)、建物は鉄筋コンクリート造の1階建てとなっている。設計・監理は都一級建築設計事務所(垣花正昭代表)、建築は共和産業(下地和彦代表)、電気は下崎工事社(狩俣榮吉代表)、機械は大和電工(宮里敏彦代表)が請け負う。請負金額の建築は4億3527万円(税込み)。
 工期は来年5月31日までとなっており、完成後に消防機能をスムーズに移転させ、既存の消防署の建物は取り壊される。建物の解体作業は27年度後半ごろを予定している。
 狩俣勝彦消防長は「工期は来年5月までとなっており、施工の皆さんには安全面に注意して工事を進めていただきたい」と話した。

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