会見で2期8年の県政を振り返り、感謝の言葉を述べ退任した玉城知事
=29日、沖縄県庁・第2特別会議室
玉城知事が退任会見 2期8年を振り返り感謝 子ども施策推進など強調
任期満了を迎えた沖縄県知事の玉城デニー氏は29日、県庁で退任記者会見を開き、2期8年にわたる任期を振り返るとともに支援・協力した県民や関係者へ深い感謝の意を表明した。在任中は「ひたむきに県民の幸福と県政の発展のために全身全霊を尽くしてきた」と述べ、子ども施策の推進や首里城火災、コロナ禍などの緊急事態への対応に尽力した成果を強調。次期県政への期待と県民の今後の幸せを願う言葉で締めくくった。
玉城氏は会見で、就任当初からの思いとして「ひたむきに県民の幸福と県政の発展のために全身全霊を尽くしてきた」と語った。特に「新沖縄21世紀ビジョン基本計画」に基づく施策や「沖縄県子ども若者計画」の策定など、生まれ育った環境に左右されない環境づくりを推し進めた経緯を報告した。また、在任中に相次いだ首里城正殿の火災や新型コロナウイルス感染症などの危機に対し、職員と一丸となって県民生活や事業者支援に注力してきた姿勢を示した。
米軍基地問題や安全保障については、抜本的な解決が見通せない状況にあるとし、政府の対応に懸念を示した。沖縄の辿ってきた歴史的経緯に触れながら「茨の道であっても踏み通す思いで職責を果たしてきた」と胸中を明かした。
新知事に対しては、先人たちが築いた歴史や思いを受け継ぎ、尊重した県政運営を期待すると語った。最後に「これからも県民の幸せと県政の発展を心から願う」と締めくくり、会見を終えた。



