新規入会促し入会金削除、26年度計画など承認 宮古地区手をつなぐ育成会が総会、誰もが安心できる社会へ
宮古地区手をつなぐ育成会(松川英世理事長)の「第35回通常総会」が6日、みやこ学園食堂ホールで行われた。議事では2025年度事業報告・活動決算、26年度事業計画・活動予算など議案を審議し原案通り承認した。26年度方針には「障がいのある人々が地域社会の一員として尊重され、安心して暮らし、自らの力を発揮できる社会の実現を目指す」などを掲げ、引き続き多様な事業を展開していくことを確認した。
松川理事長は「育成会は知的障がいのある方々が地域社会の一員として尊厳を持って生きることができる環境づくりを目指して活動を行っている。昨年度は支援体制に地域との連携強化に努め、多くの方々の協力の下、着実な前進を遂げつつある。知的障がいのある方々が直面する課題は多岐に亘る。親亡きあとも安心して暮らせる仕組みを構築するために福祉制度の充実を図ることや地域ぐるみの支えが不可欠。皆さんとともに知恵を出し合いながらよりよい未来を創造していきたい」とあいさつした。
事業計画では、特定非営利活動に係る事業とその他の事業を提起。特定非営利活動の障がい者の社会参加の促進事業は障がい者自らが参加できる環境を整備しながら各種イベント行事に参加協力し、作品展示や物品販売等地域と積極的に関わる。
地域活動支援センターあだんの運営は、社会生活に適合する能力を養い技術の習得と生活の質の向上を目指す。パンの移動販売および手工芸品の製作販売などは利用者の地域社会との関わりと社会参加に意欲を高めながら事業の安定化に努める。
共同生活援助事業の「グループホームドリームハウス」については安定した運営を行い、利用者の意思および人格を尊重しながら自立を目指し、日常生活を営むことができるように相談、支援、援助を適切に行う。
定款の変更では、第8条の「会員は、総会において別に定める入会金及び会費を納入しなければならない」から「入会金及び」を削除することが提案された。変更理由は入会時の負担を少なくすることで新規入会者を増やし、会の組織基盤を強化する目的が説明され、原案通り承認された。


