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名護市辺野古沖の船舶転覆事故から1カ月を受け、取材に応じる玉城デニー知事 =16日、沖縄県庁

辺野古船舶転覆から1カ月 玉城知事、修学旅行生の安全確保を強調

 【那覇支局】名護市辺野古沖の海上で船舶2隻が転覆し、14人が死傷した事故から1カ月を迎えた16日、玉城デニー知事は県庁で報道陣の取材に応じた。事故では修学旅行中の生徒らを含む死傷者が出ており、玉城知事は「沖縄への修学旅行を誘致する立場から非常に重く受け止めている」と陳謝。第11管区海上保安本部による捜査状況を見守るとともに、ゴールデンウィークを前に、観光客への注意喚起や再発防止策を早急に取りまとめる方針を示した。
 玉城知事は冒頭、亡くなった2人へ哀悼の意を表し、負傷者へ見舞いの言葉を述べた。その上で「一生の思い出となるはずの修学旅行で、このような痛ましい事故が発生した」と危機感をあらわにし、日程調整がつき次第、自ら現場を訪問し追悼する意向を明らかにした。
 事故後の対応について、県は文部科学省の通知を受け、県教育委員会を通じて県内学校へ校外活動の安全確保を徹底するよう通知した。玉城知事は「関係部局で可能な対応を検討中。大型連休前に安全安心な沖縄観光を確立するための発信を行いたい」と述べた。
 また、事故当時の状況について、海上からの見学は抗議活動ではなかったとの認識を示しつつ「表現の自由は重要だが、活動の際は法令を順守し、安全が確保されていることが大前提だ」と指摘。今後も情報収集を継続し、県としての具体的対応策を講じていく考えを示した。

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