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pixivなどの公式サイトが一時停止 PHPの重大なぜい弱性に高市首相も緊急注意喚起

経済産業省所管の公的機関である独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は21日、ウェブページに使用されているプログラミング言語「PHP」に、システムの重大な欠陥に当たるぜい弱性が見つかったと発表。高市早苗首相が注意を呼びかけるなど、大きな混乱と話題となった。

「今夜はネット触らないで」 日テレ系ニュース番組「news zero」内の注意喚起に混乱の声も…

PHPは、世界のウェブサイトの約7割で使用されているプログラミング言語だ。Webサイトやブログを作成できるWordPressの基盤にもなっており、日本の多くのウェブサイトを支えている。今回見つかったぜい弱性は2種類で、いずれも深刻度は最高レベルとされていた。

高市首相は自身のX(旧Twitter)で「皆様に、今夜に対応していただきたい大至急のお願いです」と投稿。「公開しているウェブサイトでPHPを使用しているか確認し、今夜、10月21日午後11時(日本時間)に公開される修正パッチについて、可及的速やかに適用できるよう準備をお願いします」などと要請した。さらに、修正パッチの適用が困難な場合は、ウェブサイト等の一時停止もリスク低減のための有効策の一つであると提案した。

実際、イラスト・マンガ・小説の投稿や閲覧が楽しめる国内最大級の作品コミュニケーションサービス「pixiv」の公式サイト、そのほか多くの企業の公式サイト等がメンテナンスを実施。SNSでは関連ワードがトレンド入りし、一時的にサービスが利用できなくなったことを嘆く声が多く寄せられた。また、「ネットを使っても大丈夫なのか」など、不安を訴える投稿も多く見られた。

IPAは2024年7月にも、PHPのぜい弱性に関して注意喚起している。そのうえで、「PHPのぜい弱性を悪用した攻撃による被害を確認している」として、企業や組織が取るべき一般的な対策を紹介。

日々の確認として「各種ログ監視による不審なアクセス等がないかの確認」「自組織で利用するネットワーク機器の外部状態の確認」などを挙げた。また、平時の備えとして「製品ベンダから発信された情報を基に対応するための体制整備」「ゼロデイのぜい弱性情報または、攻撃を確認した際の対応手順整備」「整備した体制、対応手順が運用可能なものであるかの確認と随時の改善」が重要であるとした。

22日には「サイト管理者やサーバー管理者の皆様が、このアカウントを広くフォローしてくださることが迅速な対応につながるのではないか」などとつづった高市首相。投稿には「総理の注意喚起で重大性を認識した」といったコメントが寄せられており、高市首相の投稿が対応のきっかけとなった企業もあったようだ。

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