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林眞須美死刑囚の夫林健治さん死去81歳 出所後妻の無罪を訴え続ける

和歌山毒物カレー事件の林眞須美死刑囚の夫林健治(はやし・けんじ)さんが22日、右下葉神経内分泌腫瘍のため和歌山市内の病院で死去した。81歳だった。

健治さんは、1998年の毒物カレー事件で死刑判決が確定した眞須美死刑囚と共謀し、保険金をだまし取った詐欺罪で有罪が確定。懲役6年の刑に服し、2005年6月に出所した。健治さんは集会や取材などで眞須美死刑囚の無罪を訴え続けた。

1審和歌山地裁は2002年に眞須美死刑囚に死刑判決を言い渡し、2009年に最高裁で確定。健治さんは出所後、和歌山市内で一人暮らしをしていた。脳出血を患い活動の第一線からは退いていたが、その後は長男が中心となり、再審請求やえん罪被害者の救済活動を継続している。

内外タイムスのインタビューに、長男の浩次(仮名)さんは、「最初は父がマスコミに対応していたが、70歳を超えて脳出血で倒れて、言語障害が残ったりしたことで、それを機に少しずつバトンタッチしてきた」と話した。

また、「父が『眞須美は無罪だ』と言ったところで、誰も耳を傾けてくれなかった。父は取り調べで、『もう眞須美は自分が犯人だって言ってるぞ』だとか、誘導尋問のようなこともあったと聞いた」と取り調べでの問題点も指摘している。

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