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GMO騒動、派生トラブルも発生 犯人特定謳う危険なサイトに注意

GMOインターネットグループの不正アクセス騒動が、さらなるトラブルを呼びそうだ。

不正アクセスにより顧客情報が盗まれ、身代金を要求されているGMO。同社側に支払いの意思がないことから、犯人のサイトに契約者とされる人物の個人情報が公開されるなど、多大な影響が出ている。

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そんななか、29日にはコンテンツエンジニアの矢野さとる氏が自身のX(旧Twitter)で「GMO犯人捜索マップ」を公開。マップには犯人が個人情報を掲載していたサイトにアクセスした人の端末情報、時刻、アクセスした場所、暗号化したIPが記載されている。

IPアドレスとは、簡単にいうと「インターネット上の住所」のこと。サイトは通常、アクセスした人のIPアドレスが残る仕組みになっているが、犯人のサイトではそのIPアドレスが記録されたファイルが残されていたことから、その情報をもとに矢野氏が「GMO犯人捜索マップ」を作った。

犯人のサイトに犯人自身もアクセスしていた場合、そのIPアドレスが残されているため、この中の怪しい記録を調べることで犯人特定の手がかりにつながるかもしれないというわけである。

なお、このマップサイトを作った矢野氏はかつて「予告.in」という、ネット上の犯罪予告情報サイトを開設したこともあり、実際にサイトの通報フォームをきっかけに容疑者逮捕に至った事例もあるのだが、今回心配されるのは類似サイトの出現だ。

通常はIPアドレスのほか、使われているブラウザや閲覧時刻などはサイトの閲覧記録として残るものだが、基本的には個人情報として扱われる。一方、悪意を持った人間が同様のサイトを作った場合、それが犯罪目的で使用される恐れがある。

IPアドレスだけで個人を特定することはできないが、利用者個人の生活する大まかな地域や、回線の種類、プロバイダなどは絞れるため、個人が特定されてしまう可能性も高くなる。

GMOは犯人特定に向け、最大100万米ドル(約1億5000万円)の懸賞金を設けていることから、懸賞金目当てに犯人捜しに躍起になる人も少なくはない。「悪いことをする人は懲らしめなければならない」という処罰感情から、犯人確保を目指す人は多いだろう。

しかし、正義感から信用できないURLにどんどんアクセスした結果、逆に自分の情報が抜き取られたりする可能性も十分に考えられる。正しい知識がないのに、やみくもに犯人捜しに奔走した結果、自らが高い代償を払うことになることも十分肝に銘じたい。

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