マティダ市民劇場が開館30周年 節目を祝う 貢献28団体に感謝状 市教委主催
宮古島市教育委員会は11日、市文化ホール(愛称・マティダ市民劇場)の「開館30周年記念式典」を開催した。来賓や地域文化活動に携わる関係者らが出席し、30年の節目を祝うとともに島の文化・芸術の拠点としての歩みを振り返り、未来に向けたさらなる発展を誓い合った。平成23(2011)年度から令和7(26)年度の間に同ホールを10回以上利用した地元23団体、協力4団体、特別協力1団体の計28団体に感謝状が贈られた。

主催者を代表してあいさつに立った宮城克典教育長は「平成8(1996)年の開館以来、国内外のアーティストによる公演から市民の発表会、子どもたちの合唱コンクールまで多岐にわたる文化活動が繰り広げられてきた。マティダ(太陽)の名のごとく地域を文化の光で照らす存在として親しまれてきた」と強調し、利用した市民や舞台技術スタッフ、関係機関への深い感謝を述べた。
さらに外壁塗装や照明のデジタル化・LED化など施設の進化に触れ、「今後も誰もが文化に親しみ、地域と世界をつなぐ交流拠点として市民の豊かな心を育む場であり続けたい」と述べた。
県宮古事務所の小渡悟所長は、地域の絆を深めるコミュニティ拠点としての功績をたたえ、「30年という節目が新たな飛躍への出発点となり、40年、50年と歩み続けられることを期待する」と祝辞を述べた。
このあと感謝状の贈呈があり、各団体の代表らが受け取った。謝辞では宮古島市文化協会の平良絹代会長が登壇し、「『マティダ』の箱の中に詰まっているのはワクワクする出会いや感動が待つ特別な空間であり、活動の成果を披露する晴れの舞台。その背景には舞台技術や運営で支えてくれる専門スタッフへの信頼がある」と語った。
また、「旧平良市時代から島の歩みを見守ってきたこの場所に詰まっているのは、積み重ねられた市民の記憶であり、文化史そのもの。世代を超えて愛される市民の共有地であってほしい」と期待を込めた。
式典の最後には、みやこ少年少女合唱団と、ひらら女声コーラス「きらきら」、宮古島混声合唱団、合唱団「ブレス」、ブーゲンビリアコーラスで構成される宮古合唱連盟による合唱が披露された。平成17(05)年の市町村合併を記念して作られた「宮古島市歌」のほか、世田谷区との交流の中から生まれ、マティダ市民劇場のこけら落としでも歌われた合唱組曲「海のまほろば」より第五楽章「祈り」がホール内に響き渡った。
感謝状を受けた団体は次の通り。
【地元団体】
▽宮古島市文化協会
▽宮古高校
▽平良中学校
▽宮古地区吹奏楽連盟
▽全日本ピアノ指導者協会宮古ステーション
▽北中学校
▽宮古地区老人クラブ連合会
▽宮古地区婦人連合会
▽劇団かなやらび
▽福井久美子
▽あけぼの保育園
▽琉球舞踊穂花会
▽GBダンススタジオ
▽花園学園幼保連携型認定こども園はなぞのこどもえん
▽みやこ少年少女合唱団
▽宮古民謡保存協会
▽宮古地区中学校文化連盟
▽宮古民謡協会
▽宮古地区小・中学校音楽教育研究会
▽宮古更生保護女性会
▽アマノヴァイオリンスクール
▽グラツィア音楽教室
▽花園保育所
【協力団体】
▽宮古新報
▽宮古テレビ
▽宮古毎日新聞社
▽エフエムみやこ
【特別協力団体】
▽パック



