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無電柱化推進事業などを質問する平良敏夫氏 =2日、市議会議場

無電柱化「中央縦線」順調に2029年度完了へ 平良敏夫氏一般質問 職員不祥事で厳罰化明言 新知事との連携も

 開会中の宮古島市議会9月定例会一般質問に2日立った平良敏夫氏は、新知事就任に伴う市政や地域経済への影響をはじめ、市職員の不祥事防止策、介護保険料の負担軽減、インフラ整備、停電問題など姿勢課題について当局の考えを質した。市が実施する無電柱化推進事業「中央縦線」(旧市役所前交差点~宮古毎日新聞社前交差点)について、下地睦子建設部長は「令和5(2023)年度の着手から順調に進んでいる」と述べ、浅層埋設方式による工期短縮およびコスト削減を図りながら2029(令和11)年度までの全区間完了を目指す方針を示した。

 無電柱化推進事業「中央縦線」について説明した下地建設部長は、2025(令和7)年度末までに宮古島警察署前までの特殊部工事を完了させ、26(令和8)年度は「しまむら」前(進捗率約23%)、27(令和9)年度は「モスバーガー」前交差点(同約36%)まで順次整備を進め、29(令和11)年度の全区間完了を目指すとした。

 平良氏はまた、古謝玄太新知事の就任に関して質問。県民所得が全国最下位にとどまり、全国平均との差が大きく開いている現状を指摘し、新知事のもとで市民所得の向上につながるのかをただした。これに嘉数登市長は「古謝知事は公約の中で県民所得の向上を主要な計画として掲げており、その実現に向けて既存産業の高付加価値化や新たな産業の創出、AI導入支援など県内経済の成長につながるさまざまな政策を示している。本市としても新たな県政と緊密に連携を取り、本市の実情、課題を共有しながら市民生活の向上と地域経済の活性化、さらなる発展につなげていきたい」と述べた。
 収賄事件や台風の災害対応時の職員による飲酒事案など相次ぐ不祥事に対し、平良氏は「市民に生まれ変わった役所の姿を示すべきだ」と主張。実効性のある全庁的な研修の徹底と身内への甘さを排除した厳罰化の確立を強く求めた。公務員としての原点に立ち返るため、部課内ミーティングでの「服務の宣誓書」朗読を提案し、自らも議場で宣誓文を朗読して見せた。
 嘉数市長は、コンプライアンス確定方針に基づく倫理教育の徹底や懲戒処分指針の見直しを含めた厳正な対処を明言し、職場ミーティングなどを通じて服務規律の再確認を進める考えを示した。 
 機器不具合や台風による大規模停電が相次いでいる問題では、突発的な停電が市民生活や事業者に及ぼす深刻な影響を強調。「市街地に比べ下地や上野などの地域で復旧が遅い」と停電の地域格差を指摘し、災害や事故に強いインフラ整備に向けた無電柱化(電線共同溝)の推進を強く要望した。 

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