台風24号の進路図(4日午後3時発表)

台風24号南下へ、沖縄本島接近 宮古地区も高波・湿った空気に警戒

 東シナ海を進んでいた台風24号は、今後進路を南寄りに変えて「Uターン」し、週末にかけて沖縄本島付近を通過・南下する異例のコースをたどる見込みだ。宮古島地方および八重山地方(石垣島など)への直撃や暴風域侵入の可能性は低いものの、動きが遅いため湿った空気の影響や沿岸部での高波が長引く恐れがあり、気象台は注意を呼びかけている。

 気象庁によると、台風24号は4日午後3時現在、奄美市の北西約260キロにあり、ゆっくりとした速さで西北西へ進んでいる。中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。今後は高気圧に阻まれ反転して南下し、6日午前9時には那覇市の南約80キロに達する見込みだ。

 宮古島地方気象台は4日、台風に関する情報を発表。宮古島地方の沿岸海域ではうねりを伴い波が高くなっており、5日から6日にかけてしけた状態が続く見通し。また、台風が本島南側へ回り込む5日から6日にかけて北西の風が次第に強まり、最大瞬間風速25メートルが予想される。気象台は海洋レジャーや海岸での作業を控えるよう呼びかけている。

 先島諸島全体では台風直撃を逃れるものの、暖かく湿った空気と気圧の谷の影響で大気の状態が不安定となり、局地的な警報級の大雨や落雷に注意が必要としている。八重山地区では大雨警報によるごみ受け入れの一時停止や交通の乱れなど一部生活インフラに影響が出ており、宮古地区でも急な激しい雨や沿岸部でのうねりへの警戒が求められている。

気象庁台風経路図

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