「鳥人間コンテスト」死亡事故発生も大会は予定通り「開催」へ
15日、読売テレビ放送主催の競技番組「鳥人間コンテスト」は公式ホームページを更新し、25日、26日の2日間にわたって行われる「鳥人間コンテスト2026」について「新たな安全対策」を提示した。
これは6日、滋賀県彦根市の琵琶湖沖で「第48回鳥人間コンテスト2026」に使用するプラットホーム建設工事中に作業員が落下、後に死亡した事故が発生したことを受け、安全対策の見直しを公表したものであった。
過去に死亡事故が発生したケースも「歩道にスロープ」は法律違反
過去50年近くにわたり行われてきた鳥人間コンテストにて作業員の死亡事故が発生するのは初めてのことであり、死亡事故の報道が行われた際はネットにて「中止になるのではないか」といった心配の声もあったが、安全対策を見直したうえで、予定通りの開催となったようだ。
今回、鳥人間コンテストが中止という判断ではなく、開催という道を選んだ背景には様々な事情がありそうだ。
鳥人間コンテストは社会人のほか大学生なども多く参加しており、エントリーから飛行機の製作、練習などには1年以上の準備期間を要する。特に大学生の場合は在籍期間が限られていることや就職活動へのアピールにもなることから「中止」という判断が下されることはまれである(過去に全面中止となった例は3例のみ。1997年の台風被害、2009年はリーマンショックの影響、2020年はコロナ禍のため)。
特に今回の事故は開催月となった7月の事故であるため突然の中止が難しかったのではないだろうか。
また、開催地である滋賀県彦根市も「鳥人間コンテスト」は夏を代表する風物詩のひとつであり、グッズ販売のほか観光プラン、宿泊など経済効果が高いため、彦根市としても続けたい意向は強いと思われる。
痛ましい事故で始まってしまった「鳥人間コンテスト」。新たな安全対策のもと、大会は事故なしで頑張ってもらいたいものだ。






