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れいわ新代表選に山本譲司氏、阪口直人氏、石井礼子氏が立候補 公設秘書給与問題への組織責任は明確にせず

結党早や8年目にして、党の2枚看板である山本太郎代表と大石晃子共同代表の離党・政界引退表明で、永田町に一大衝撃を与えたれいわ新選組であるが、このたび新代表選挙を行い、党名も変更することによって再スタートを切ることが決定した。

気になる新代表候補の顔ぶれは同党唯一の衆議院議員の山本譲司氏、前衆議院議員の阪口直人氏、そして意外とも言える候補者は地方議員である三鷹市議会議員の石井礼子氏の姿だった。17日に行われた会見には、石井氏のみ家族の事情によりオンラインでの参加となった。

健康上の問題を理由に山本太郎代表が議員辞職 会見でも過激な発言を連発

山本氏は「党は今、危機的状態にあるが、オーナーズ、フレンズ(党員、サポーターの同党の名称)の皆さんと共に運営する党にしたい」と意気込みを語り、「(高市政権は)消費税減税を掲げたのに、一向に実現する気配がない。またこんな時に外国に武器を輸出し、成長産業にするという、れいわ新選組の考えは間違っていなかった」などと政権批判を展開した。

阪口氏は2度目の出馬となったことを述べ、「今は議員ではないし、正直迷ったが、ピンチをチャンスに変えていきたい。『誰一人取り残さない』という山本代表の言葉は本当に多くの人の共感を得たと思う。政策や理念を変えるつもりはない。積極財政や教育の充実や平和外交などは続けるが、弱い人たちの立場も守るが『自分たちは頑張っている』という全員の立場を守るという方向にしても良いのではないか。必要であれば、第三者を入れるなど幅を広げても良いのではないか」と従来の基本路線を維持しつつ、新しい政策や路線を展開することを述べた。

3番目となった全く無名の地方議員である石井氏は「れいわ新選組の全てが間違っているわけでもないし、山本太郎の全てが間違っているわけでもない。政治は希望です。党首は国会議員でなければ駄目だという世界が従来の政治だと思う。子どもだから駄目だとか、障害があるから駄目だとかいうことが差別につながってしまったと思う」と述べ、重度障害者議員である木村英子氏や天畠大輔氏の支持があることも強調した。

中道や立憲との合流は「あり得ない」

記者会見で、現在週刊誌やワイドショーで話題になっている公設秘書給与をめぐる同党の不祥事疑惑について、警視庁が動いているという質問に対して、山本氏は「私も不祥事で服役した経験があるが私の問題とは決定的に違う」と述べた。

阪口氏は「当事者が説明すべき」と話し、石井氏も「今、踏み込んだことは言えない」と明言は避けた。

また、筆者は「中道改革連合や立憲民主党と合流する気はあるか」と質問したが、3人とも「それはあり得ない」と明確に否定。政策の一致点などで他党と共闘する可能性に言及した。

投票結果は2週間後の7月31日の19時ごろから、YouTubeで開票模様が生放送される予定だ。

文/角田裕育 内外タイムス

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