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警視庁アプリ「デジポリス」効果で被害減少、国際電話ブロックシステムで特殊詐欺電話を回避

警視庁の防犯アプリ「デジポリス」の成果が出始めている。2025年12月1日から国際電話ブロックシステムが、同アプリに実装された。

時事通信によると、ブロックシステム実装に伴い東京都内の1~5月のニセ警察詐欺の認知件数が前年同期比38.8%減の548件、被害額が同38.3%減の61億円。認知と被害額のいずれも約4割減少している。

ニセ警察詐欺や匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)などの特殊詐欺の多くは、国際電話番号が使われている。国際電話をブロックすることで、特殊詐欺の多くを防ぐことができるという考えから、同アプリにブロックシステムが追加された。それだけではなく、同システムは警察が把握している犯行利用電話番号もブロックできる仕様だ。

トクリュウを支える「案件屋」とは 警視庁初摘発で見えた中枢の

他の機能は、痴漢撃退機能としてスマートフォンの画面に「痴漢です。助けてください」と表示して助けを求めたり「やめてください」との音声を鳴らすことができる。

また、痴漢を見かけた人が「痴漢されていませんか」という表示に切り替えて、被害者と思われる人に見せることで助けるきっかけを作ることができる。同様にマナーモードでも動作する「防犯ブザー」も実装されている。

地方警察ごとに防犯アプリあり

警察関係の防犯アプリは「デジポリス」以外に、自治体ごとにあることが多く、神奈川県警察の「かながわポリス」、静岡県警察の「どこでもポリス」、茨城県警察の「いばらきポリス」などがある。

いずれも、防犯ブザーや不審者情報をマップ上に表示するなどの機能は共通している。現在のところ、国際電話をブロックするシステムが実装されているのは「デジポリス」のみとなっている。東京都外でも、同アプリは使用可能だ。

国際電話をブロックできるアプリは「詐欺対策 by NTTタウンページ」や「詐欺バスター Lite」がある。どちらも警察庁が推奨するアプリだ。

特殊詐欺による国際電話の対策として、3つのアプリは役立ちそうだ。仕事関係かと思って間違って出てしまうリスクも、ブロック機能を使えば防げる。迷惑電話の煩わしさを避けたい人は、使ってみるのもいいかもしれない。

文/並河悟志 内外タイムス編集部

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