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推し活キャンセル保険が「画期的」などと話題に 推しが降板しても補償されないケースも

アイドルなどの“推し”に会うための遠征において、もしキャンセルが発生した場合、金銭的な負担を解消します――。株式会社ジェーシービー(以下、JCB)はこんなユニークな取り組みとして7日、保険の販売を開始した。

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保険の名称は「推し活キャンセル保険」だ。損害保険ジャパン株式会社の子会社で少額短期保険業を営むMysurance(マイシュアランス)株式会社が企画開発した保険商品だ。推しに会うための遠征のキャンセルに伴う金銭的負担を解消する保険で、国内遠征版と海外遠征版の2種類を用意している。保険料は遠征費や渡航先によって異なり、国内遠征版で遠征費が3万円の場合は、900円で加入可能だ。

対象となる事例は、国内でいえば「アイドルの公演に天候悪化による欠航で会場に行けなかった」「声優イベントが推しの体調不良により延期になった」などだ。海外の場合、「俳優のファンミーティングに飛行機が欠航したせいで参加できなかった」「推しのビザが下りず公演中止になった」などが対象となる。

補償されるのは交通機関の遅延や欠航、イベントなどの中止だけではない。インフルエンザなどの感染症の発病、ペットの突然の通院や入院(国内遠征版の場合)、親族の突然の通院や入院なども「推し活キャンセル保険」が適用される。

ただ、注意点がある。「友人がチケットを購入していたが、仕事で来られなくなり、自分も参加できなくなった」「推しが急病で降板することになったが、公演そのものは開催された」といったケースでは補償対象外となる。また、加入期限が「遠征予約から14日以内かつ出発まで9日以上」となっている点も忘れてはならない。

「推し活キャンセル保険」以外にも、日本にはユニークな保険がある。昨年、東京海上日動火災保険株式会社が「クマ保険」の販売を開始した。クマの敷地侵入などによって営業停止となった宿泊施設などを対象とした保険だ。また、ジャパン少額短期保険株式会社が販売した「お天気保険」というものもある。海外に目を向けてみると、かつてアメリカやイギリスで販売されていた「宇宙人誘拐保険」、1900年代のイギリスに実在した「笑い死に保険」が話題となった。

知名度の高いJCBが販売を開始したことで、「推し活キャンセル保険」の認知度はさらに高くなるだろう。また、推し活ブームが続く限り、加入者は増加していくとみられる。ブームが去った後にはどうなるのか。「推し活キャンセル保険」は流行に乗ったものとみられるが、どの時代もアイドルやアーティスト、声優などが活躍していることから、今後も形を変えながら続いていくだろう。

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