• HOME
  • 記事
  • 発表
  • 空自分屯基地の汚染水回収進む 「島外搬出、今月上旬にめど」 地中構造物に横穴、配管跡か 
汚染水の抜き取り作業 =6月17日(宮古島市提供)

空自分屯基地の汚染水回収進む 「島外搬出、今月上旬にめど」 地中構造物に横穴、配管跡か 

 1日に開かれた部局長発表で梶原健次市環境衛生局長は、航空自衛隊宮古島分屯基地で発見された地中構造物から、国の基準値を超えるダイオキシン類や有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)を含む汚染水・汚泥が検出された問題について、回収作業の進捗(しんちょく)状況を説明した。市は6月5日の会見で同問題を公表し、近隣の野原地区や上野・川満地下水流域で地下水採取許可を持つ市民へ情報を提供。節女によると、汚染水を外に漏らさないようタンクへ移し替える作業は同月17日から始まり、同21日からは底に溜まった汚泥の回収も行われているとのこと。汚染水と汚泥の抜き取り作業、および島外への搬出については「沖縄防衛局から、7月上旬にはめどをつけたいとの説明を受けている」と述べ、早期の処理完了へ向けて注視していく方針を示した。
 部局長発表によると、これまでの調査で鉄筋コンクリート製の構造物の上部にマンホールが確認されていたが、新たに側面に直径約20センチのほぼ円形の横穴が一つ見つかったことも報告。穴につながる配管などは残っておらず、梶原局長は「位置が汚染水の水面より30センチほど高い場所にあるため、おそらく水の出入りはないと推測している」との見解を示した。汚染水と汚泥の抜き取り作業や島外搬出については「(沖縄防衛局から)7月上旬にはめどをつけたいという説明を受けている」と話した。
 6月17日からは汚染水回収が始まり、外に漏れないようにタンクに移し替えている。6月21日から汚泥の回収作業も始まったとの報告を受けており、1日現在も行われているという。
 質疑応答では、構造物の横穴については「円形なので配管があったと推測できる」と言及。汚泥回収には「構造物の下側に固まった形で溜まっており、どのくらい厚みがあるか分からない。抜き取り作業と同時に水分も出てくるので両方の作業しながら外に漏らさないように慎重に進めていることから、どうしても時間がかかっている」と説明した。

関連記事一覧